疲れてるのです。身体がみしみし。
強い地震で着の身着のまま避難をして、直ぐに帰れると思っていたら
強制避難を余儀なくされてしまった方々と過ごした昨日という時間。
当事者でなければその気持ちはわからないから、安易にわかりますなんて言えない。
でも、一昨日の自分よりも今日の自分は辛くて仕方がないのです。
帰りたくても帰ることができない。
大切な物や命をおいてきてしまった辛さ。
これからの不安。
住んでいる人のいない街。
崩れたままのブロック塀。
壊れた家。
花壇や庭には色とりどりの花。
私は、他人様の家や状況を写真におさめることはできませんでした。
できないと、いく前から宣言していましたが。
もし、あなたがいないときに誰かが勝手に自分の家のなかを写真に撮ってブログにあげていたらどう思いますか?
例え住む人のいなくなったゴーストタウンであってもその家や物はちゃんと人の所有物なのだから。
行政の今回の「警戒区域立ち入り禁止」は当然だったとあの街の様子をみて思います。
まずは、禁止にして、
避難を余儀なくされた住民の財産を守らなければいけないのです。
少し落ち付いて考えましょう。
決まりは人間のためのもの
人間が作るもの
だから、変えることはできるでしょ?
禁止になったからってたまげないで。
では、どうしたら禁止区域に入れるようにするかを考えて。
住民の方の財産を守れるように、禁止区域にいる命を守れるように。
猫さんがご飯を食べずに自分の体力だけで生きられるのは1ヶ月。
地震後、何も食べずにいるこは、きっともう先に逝ってしまっているかもしれません。
では、禁止前にご飯を食べることができた子達は、あと1ヶ月以内に救出できる可能性がある。
では、この1ヶ月でできることは、禁止解除だけを叫ぶのではなく
正々堂々と中に入ることができるように行政を動かす努力をするということでは?
自転車で自宅と教室を往復していた時が数年ありました。
保健所の脇の道路を通過する時に
動物の糞尿臭を感じると胸が痛かった。
私には、この中にいるこたちを助けることができないという現実。
パチンコ屋の事務所の床下に住んでいたおかあにゃんと4匹の仔猫。
2匹しか保護できなかった。
遠くのにゃんこをたくさん保護した。
教室での生活が始まった。そう、大ちゃんや魅惑ちゃんたち。
全部の命は救えない。
諦めなければいけないときもある。
探しても探しても必死で探してもみつからなかったミント。
いつしか自分の心にいいきかせる。
何が言いたいのかな?わたし・・・。
どうか、警戒区域立ち入り禁止解除だけの懇願はしないで欲しい。
入る人が正々堂々と入れるように懇願して欲しい。
道路、危ないよ。ほんとに。
助けに行って自分が危険にあうよ。
出入り自由にしていたらあの道路は数週間でだめになるよ。そしたら、道路が寸断されてしまうよ。
道路を何とか速攻で直してもらうことも懇願しないとね。
そこに全てを置いて来ざるを得なった人の気持ちを理解して欲しい。
昨日、カメラマンがいて勝手に写真を撮ろうとしてたの。
心の中で「人間撮るな!勝手にカメラをこっちに向けるな!失礼な!」って思ったの。
あなたでも嫌でしょ?
留守の家に入られたり写真に撮られたら嫌でしょう?
今日は、アクセスが多いな?とおもったら
みみさんが、リンクしてくださっていました。
ありがとね~。
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