ストレスかな?
夜家に帰って、荷物をおいて
タバコ1本とライターを手に
外に出る。
冷たい空気の中で
ぼんやり空を見上げて…
思いは時を超え
旅をする。
だいたいはあの日の
オーストラリア、庭のテント。
オンニとヤンキー座りしながら
同じように空を見上げて。
闇に捕らわれそうなときは
いつだってお父さんを思い出す
お父さんはしたいことを大方
できたんだろうか
幸せだったかな
まだまだ生きたかった
だろうに
私はどうだろうか。
こんなことでくよくよしていたら
お父さんに怒られそうだ
お父さんだけでなく、
多くの人に失礼だ。
甘えるな、私。
18日の朝は霧掛かっている。
お父さんが生まれた次の朝は
どんな朝だったかな
お父さんがいなくなった次の朝は
周りはすごく忙しそうで
その中で私だけ(私たちだけ?)
動けずにいたな。
1人の時が止まっても
世界は動き続ける不思議と、
何事もなかったような時の流れが
腹立たしかったな。
そうだ。
私たちを除けば、何事もないのだ。
私も、わたしの愛しい人達も
同じように
何事もなかったことに
されてしまうのか。
知ったこっちゃないか。
なおさら何か意味のある
毎日を送りたいと思う。
さ、来週の授業の準備でも
しようかな。
あにょ