本読むバカモノ。奈良国立博物館の二度目は、縁起物と絵巻物に特化して読む。『岩船寺縁起』『海住山寺縁起』『橋住寺縁起』
縁起物と絵巻物の好きな本読むバカモノは、再び 奈良国立博物館『聖地 南山城』特別展に行く。
素晴らしい展示物が数多くあるが、今回はすばら数展示物に心の中で手を合わせ、縁起物と絵巻物へと向かう。
心ウキウキ、縁起物。心踊るは、絵巻物。
63『岩船寺縁起』「岩船寺建立の事」
江戸時代 京都岩船寺
口歩廣博記之上巻
81『海住山寺縁起』(かいじゅうせんじえんぎ)
江戸時代(寛文四年 1664)
真敬法親王筆
(絵)狩野永剛筆
京都海住山寺
真敬法親王とは (美術人名辞典 https://www.weblio.jp/content/一乗院宮真敬法親王 引用)
一乗院宮真敬法親王(しんけい ほっしんのう)
江戸中期の親王。
一条院門跡。
後水尾天皇の第十六皇子。
俗名は常淳・富宮、字は正覚。
奈良興福寺・京都清水寺の別当に補される。
黄檗隠元・高泉・月潭と交流が深かった。
狩野常信に学び山水・人物を能くし、後水尾天皇・文智女王の御画像・自画像等を残した。
また書・詩文にも巧みであった。宝永3年(1706)薨去、58才。
111『橋住寺縁起』 京都大知寺(だいちじ)
江戸時代(中期〜後期)
135『袋中上人絵詞伝』(下巻)江戸時代(京都鶯滝寺)が展示されている。
二度は黙読したが、書き起こしはできなかった。
是を是非読みたいが、閉期が迫っている。
63.81.111と共に書き写せばよかったのだろう。
しかし、本読むバカモノは体力の限界を感じ、135を断念せざるを得なかった。
もう一度、行くとするか?
ガラス越しとは雖も、実物を前に読むのは嬉しい事だ。
by 本読むバカモノ