風間浦村で昨年から始まった「ゆかい村鮟鱇(あんこう)まつり」ですが、今年も開催していま~す
まつり期間中は、下風呂温泉の各旅館で鮟鱇のフルコース(6品)を堪能できるんですね~
宿に1泊しても、日帰りでも、どちらでも鮟鱇を味わえるのが嬉しいですよね
そんな下風呂温泉郷の中で今回おじゃましたのは、まるほん旅館
斜向かいには、共同浴場の「大湯」があります
早速ですが、温泉地に来たら、やっぱり温泉に入らないとですよね~
まるほん旅館のお風呂には、正方形の湯船が1つと洗い場が2つ。
シンプルな造りの浴室内には湯けむりと硫黄の香りが漂い、温泉情緒を感じさせてくれます
湯口からは絶えず源泉が注がれており、もちろん源泉かけ流し
ちなみに泉質は、酸性・含硫黄-ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉(硫化水素型)
湯温は一定でないようですが、自分で加水したり調節することも可能。
私が入った時は、調整も必要なく本当にいい湯加減でした つい長湯になってしまいます・・・(^^ゞ
風呂からあがると・・・お待ちかねの鮟鱇料理
実は今回、こちらのミスでちょっとした手違いがあり鮟鱇のフルコースではなかったのですが、正直これでも十分すぎる内容でした
左は、女将さんに「コレなんだか分かりますか?」と聞かれ、結局翌日まで分からなかった鮟鱇・・・ではなくてタコの頭の粕漬け。
イカに近い食感なのですが、イカではない・・・タコの頭と言われてやけに納得したのですが、これは酒が進む一品ですね~
右は、鮟鱇料理の中で楽しみにしていたもののひとつ鮟肝(アンキモ)です
ひと口食べただけで、ものすご~く濃厚な肝の味が口いっぱいに広がります
ポン酢との組み合わせも最高で、予想以上に感動した逸品でした
一気に食べてしまうのがもったいなくて、ちびちびと・・・こちらもお酒との相性ピッタリ・・・気をつけないと飲み過ぎてしまいます(汗
左は、鮟鱇の唐揚げです。
味は淡白なのですが、ぷりっぷりの食感が鮟鱇ならではでクセになりそう単品で味わうのがオススメかもしれません(^^)♪
右は、鮟鱇の共和えです
鮟肝と味噌、鮟鱇の身や皮が絶妙に混ざり合って、えも言われぬ味を醸し出しています
思わず笑みがこぼれてしまう絶品でした~
ところで私も最近知ったのですが、青森県は鮟鱇の水揚げ量が全国でもトップクラスだそうで・・・
その中でも、風間浦村は生きたまま鮟鱇が水揚げされるという、非常に珍しい場所なのだとか
(※深海魚である鮟鱇は、水揚げされるときに急激な水圧の変化に耐えられずほとんど死んでしまうそう。)
フルコースの中にも出てくる鮟鱇の刺身は、そんな風間浦村だからこそ味わえるレアなものなんですね~
嬉しいことに今回、その鮟鱇の刺身をいただくことができました
味はシンプルでやや淡白なのですが、ぷりっぷりの食感がたまらないんです
言葉に表すのは難しいので、このときの心境をひとことで表わしますと「シ・ア・ワ・セ」
そしてラストは、鮟鱇の身や肝、鱈(たら)の白子が入った絶品鮟鱇鍋で締めくくりです。
鮟鱇の身は火が通ると表面がツルツルになって、鮟肝が溶けだしたスープと一緒にいただくと最高です
さらに!鮟鱇鍋といえばコラーゲンですよね 鮟鱇鍋を食べて、うるおいチャージです
ちなみに、フルコースには鮟鱇の煮こごりなど1、2品プラスされるそうですw(゜O゜)w つぎはぜひ!
ゆかい村鮟鱇まつり、満足満腹いや~、大大大満足でした
漁火(いさりび)が見えないなぁ・・・!?なんでだろう?
いくべぇ、今の時期漁火は見れないんだよ・・・
今度は、漁火が見れる時期に来ようね
3月5日(土)には、ゆかい村鮟鱇まつりの特別イベントとして【鮟鱇の雪中切り】が行われます。
解体実演や鮟鱇鍋用切身の即売、鮟鱇汁が安価で振る舞われますので、この機会にぜひ、ゆかい村鮟鱇まつりを堪能してみてください
§ゆかい村鮟鱇まつり§
■場所 下風呂温泉郷
■問合せ 下風呂温泉旅館組合(風間浦村商工会内) TEL 0175-35-2010
■開催期間 2010年12月11日~2011年3月31日
■料金 1泊2食(鮟鱇料理フルコース)¥13,650~16,800(税込)、宿泊なしの場合¥7,350(税込)
■申込 2名様以上、5日前までに申し込んでください
■下北観光協議会HP http://www.shimokita-kanko.com/ (HOT INFORMATION)
☆特別イベント「鮟鱇の雪中切り」☆
■開催日 2011年3月5日(土)
■場所 風間浦村下風呂漁港特設会場
■問合せ1 ゆかい村海鮮鮟鱇まつり実行委員会 TEL 0175-35-2010(風間浦村商工会)
■問合せ2 風間浦村産業建設課 TEL 0175-35-2111
§まるほん旅館§
■住所 青森県下北郡風間浦村大字下風呂字下風呂113
■TEL 0175-36-2330
■最寄駅 JR下北駅(大湊線)
(駅から車で約50分、下北交通バス[佐井行き]で約1時間15分、「下風呂」バス停下車、徒歩約5分
■HP http://www2.ocn.ne.jp/~maruhon/
by ヴァ♪
知りませんでした!!へぇ~
なんで有名なんだろう?と思っていましたが、今解決しました!
鮟鱇の共和えは好きでおばあちゃんにたまに作ってもらいます
なんでしょ、皮付近の身とも言えない部分と肝が合わさると最高に美味いですよネ
刺身は初めて見ました
不思議な食感がしそうな身ですね。
むにゅっとやわらかそうですが、プリプリなんですか~へぇ~
なんか鮟鱇って不思議な魚ですね
【へぇ~ボタン】を2回も押してもらえたようで、ありがとうございます(笑
鮟鱇って、見た目はあんなにごっついのに、なんであんなに美味しいんでしょうね?
不思議な魚ですよね~
深海魚は、水揚げされるときに急激な水圧の変化に耐えられず大概死んでいるようです。
風間浦村の鮟鱇は、なんで生きたまま揚がるのかも不思議ですよね・・・
ところで、鮟鱇の共和えを家庭でつくってもらえるなんて、うらやましい限りです
機会がありましたら、刺身も食べてみてくださいね
ぷりっぷり~ですよ~