気温は低いけれども、気持ちの良い冬晴れになった週末の青森市内
ふと南に目をやると、半分以上がすっぽりと雪雲に覆われた八甲田の姿が
天候状況は容易に想像がつくものの、気が付くと足が向いていました・・・
県道40号青森田代十和田線(※)を青森市内から八甲田方面向かうと、銅像茶屋を少し過ぎたあたりで下のような看板に出合います。
※冬季通行規制区間あり。
雪に覆われ、記されている文字がよく見えませんが・・・
雪が融けると、「民宿 みちのく深沢温泉」という文字が現れます。
看板のある場所が分岐になっていて、そこを曲がって道なりに進んでいきます。
それにしても、今年の冬は雪が多い
付近の道も雪の回廊になっていました。
この道をしばらく進んだ先のどんづまりにあるのがみちのく深沢温泉です。
屋根の上には分厚い雪。
この奥には、せっせと雪下ろしをしている人の姿がありました。
ブルーシートに囲まれているのが入口。
その奥にあるドアを引くと、懐かしい風景が・・・
最近めっきり見かけなくなりましたが、昔はよく薪を使っていたものです。
この先で、御主人に400円を払い浴場へ向かいます。
脱衣所のドアを開けると・・・
目の前には、湯けむりに包まれた浴場が\(◎o◎;)/メガネがくもる・・・(汗
湯船は2つあり、奥の湯口からは45.8℃の源泉が大量に注がれています。
手前の湯口は止められており、湯温は少し温めでした。
湯船から溢れだす湯は、ナトリウム・カルシウム-硫酸塩泉
床や浴槽の縁が赤茶色に変色していたのですが、かけ流しされたお湯の成分が付着したのでしょう(~。~)Oh!
さて、内湯の奥にドアがあるのですが、そこを開けると・・・
じゃ~ん!露天風呂!!
しかも目の前は、雪!雪!そして、ダケカンバ&ブナの林!!
夏に訪れたときは露天風呂の奥に池が見えたのですが、今回は雪でほぼ覆い尽くされていました。
そして、上の写真の左側にチラッと見えるように、一応、簾で仕切られてはいるのですが・・・
近づくと、隣が見えてしまいます。ΣΣ( ̄◇ ̄;) Attention please!
どうやら、男湯と女湯の露天風呂は繋がっているようでした・・・
アレ?なぜだか湯口が2つありますよ??
と思ったら、下のパイプから流れ出ているのは源泉ではなく、内湯から引かれているお湯でした。
(ちなみに、上のパイプから流れ出ているのは源泉です。)
内湯同様、うっすら緑がかった笹濁り色のお湯からは、金気臭が漂ってきます。
時折、雪がちらつく中での露天風呂。
またある時には、吹雪く中での露天風呂(@_@;
心地よいお湯に浸かりながら見る雪景色。
至福のひとときです
§みちのく深沢温泉§
■住所 青森県青森市大字駒込字深沢650
■TEL 017-738-1464
■営業時間 8:00~20:00
■定休日 なし
■最寄駅 青森駅(奥羽本線/津軽線/津軽海峡線/青い森鉄道)/ 駅から車で約1時間
※八甲田周辺道路は、冬季通行規制区間があります。詳細は、青森みち情報を参照ください。
■八甲田の旅.net HP http://www.hakkoda-info.jp/index.html (みちのく深沢温泉)
by ヴァ♪