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義経伝説残る八戸市の“おがみ神社”

2012-02-02 09:00:00 | 日記

こんちは、UJです。

も~ 毎日降る雪にグッタリ 泣かされる日々です。
日本はいったいどうなっちゃったんでしょか

青森は例年にない豪雪っぷりで、
白く美しい雪も、こう多くては有り難いやら迷惑やら
何事も “適度・適量” がよろしいものです、はい
みなさまがお住まいの地域はどんですか?

真夏はキライだが、今だけはギラッギラの太陽が恋しい、
身勝手なワタクシです




ところで。

同じ青森県内でも津軽地方と南部地方では、ぬわんと雪の量が、
違うんですっ、そぉ~なんですっ(かびらじぇい)。
豪雪地帯の青森市・弘前市・黒石市方面に比べ、
なぜかあまり降らないのが八戸市(でも寒いのは寒いんですけどネ)。
普段、ツルツルガタガタの雪道運転通勤にヘロヘロなワタクシ、
雪の少ない八戸で、この日だけはちょっとばかり安心ドライブでした。


で、行ってきたのがこちらの  おがみ神社
おがみは通常漢字表記です  
雨かんむりの下に口を横並びに3つ、その下に龍と書きます


おがみ神社は、別名・法霊神社(ほうりょうじんじゃ)と言います。
旧八戸藩総鎮守であり、
また、重要無形民俗文化財・八戸三社大祭発祥の神社でもあります。

みなさんは “義経北行伝説” って知ってますか?
源義経は平泉では死なず北へ逃亡した・・・というこの伝説は東北各地に伝わります。
八戸もまた、そういった義経伝説が数多く残された地域です。
そしてこの “おがみ神社” も実はその舞台となった場所の一つ。

鳥居をくぐったところにもその説明板があります

義経とともに、この八戸へ逃れた正妻・北の方
京都の公家の姫君だったのに、それを捨てて義経に付いて来るとはねぇ
当時は平泉以北の北の地なんて未知の国だったんだろうな。
さぞかし不安で生活も大変だったはず・・・思わず同情せずにいられないワ

神社には、彼女が生前愛用していたといわれる手鏡(菊花紋双雀紋鏡)も、
保管されているそうです。
希望すれば見学も可能だとのことですよ。
う゛~見でごながっだ~ 残念っ。






参道を進んだ先の正面には拝殿があります







横へまわって見てみると本殿部分が少しばかり小山になってますよね。
この本殿の下には義経の正妻である北の方の亡骸が葬られた・・・、
という伝説があるそうです。
そびえ立つ杉木立でもってその亡骸を守っている・・・そんな感じにも見えますね。

 

史実が義経北行伝説そのままだとしたら、何とも感慨深いお話です。
実の兄に追われ遠く北の果てまで逃れてきた義経のこと、
そして、愛する義経に付き従った正妻・北の方の想い、
そんなことを考えながら厳かな気持ちでお参りができました


 ロマン溢れる義経伝説に想いを馳せて祈る
★おがみ神社(別名:法霊神社)
住所/八戸市内丸2丁目1-51 ※JR八戸線・本八戸駅下車のち徒歩約5分
電話/0178-22-1770
 法霊神楽祭:5月の第2日曜日とその前日に行われる法霊神楽奉納の祭り

※こちらご参考に
はちのへ文化財ガイドブック
青森県神社庁
八戸市観光ガイド


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