葬儀司会「青柳司会事務所」ブログ

葬儀司会歴20年以上の青柳(あおやぎ)がお送りする
仕事の日々や寺社仏閣参拝のブログ。

2回目の大般若

2024年11月03日 | 司会業
今年5月に 胎内市黒川・長谷寺様にて
初めて「大般若」の司会を勤めさせて頂きましたが…

有難いことにその時のご縁で、10月に別のお寺様からも
「大般若」司会 のご依頼を仰せつかりました (´◡`) 

「大般若」は 「大般若会(だいはんにゃえ)」「大般若法要」「大般若転読法要」ともいい、
一年の平和や五穀豊穣・無病息災をお祈りする ご祈祷の法要のことです。
 
此度お声がけくださったのは
胎内市東牧・東牧寺様。前回と同じく曹洞宗のご寺院です。
 
 
立派な門構えです。
掲示板には「大般若会」のお知らせが。



本堂外観。荘厳な雰囲気に心が落ち着きます。



お庭も仏像や緑・石のバランスが落ち着いていて、美しく厳か。
いつも地道にコツコツと、お庭のお手入れに精を出していらっしゃるのでしょうね…



法要前の本堂。
祭壇中央には大般若会用の掛け軸が飾られています。
両脇には「大般若経」の経典。



「転読」の際に、ご寺院方がこの経典をパラパラと大きく開く作法をします。

この日は約60名のご詠歌の講中や檀家の皆さんが参加されました。
今回は説教師さまのご法話からスタート。

「毎日の小さな努力のつみ重ねが、歴史を作っていくんだよ」という
ドラえもんの名言をご紹介してくださいました。

ご法話が終わり、入替作業をしたら
いよいよ大般若法要です。



お寺の梵鐘が本堂に鳴り響き、「大般若法要」の始まりを告げます。



ご詠歌の講中の皆様の厳かな詠讃歌の中で、ご導師が上殿されます。



今回の「転読」の様子。
ぼかし加工が強めで分かりづらいですが…
ここでお寺様方が経典を大きく開く作法をします。

この経典から出る風を浴びると無病息災にあやかれる
のだそう。
檀家さんの皆様は前に進んでこの風を浴び、経典で肩や背中を叩いてもらっていました。
 
私も最後の方にお願いして、有難い功徳を頂戴してきました👏

その後は 小休止を挟んでから、檀信徒供養の法要で終了。




とても「絵」になる お寺の梵鐘。



本堂も掛け軸や経典が片づけられ、通常のお飾りとなっていました。
とても煌びやかで美しく、お参りさせて頂いて帰路につきました。

ご縁が繋がって再び務めさせて頂いた大般若会の司会解説。
お陰様で無事に終了することが出来ました!
 
帰り際に「とっても聞き取りやすい声だったよ!どちらさんだね?」
わざわざお声がけくださった檀家さんもいらっしゃいました (´◡`) 

良かったよ!」「青柳さんは声がしっかり前に行くから聞こえやすいね!」と
お誉めの言葉をくださったお寺様も…
本当にありがたいことです。

久々にお会いできたお寺様とお話できた事も大変嬉しかったです!
機会をくださった東牧寺様、誠に有難うございました。


 
少しずつ、こつこつと。お庭のお手入れと同じように…
私も頂戴したお仕事ひとつひとつ、
これからもしっかりと向き合って精一杯お勤めしたいです。

ご法話で紹介されたドラえもんの名言にあった通り
それが積み重なって私の歴史になって
先に旅立たれた人生の先輩方にいつか再会できたときに
「私、あれからこんな人生でしたよ!」って胸を張って
ご報告できるような生き方をしていきたいな…と改めて思いました。
 


あと「法要の写真を撮影してブログやSNSに掲載して良いですか?」と
ご住職に確認させていただいたところ…
いいですよ!むしろ沢山撮って私にください!」と
有難いことに快諾してくださいました!
 
なので私が法要中に結構スマホで撮影していたのは
実は東牧寺様の記録係も兼ねていたからなのです📸

許可してくださり有難うございました👏
(個人が分かる写真は一部加工して掲載しています)
 

お寺での法要やイベント司会も喜んでお受けしております!
どうぞお気軽にお声がけください  (´◡`) ✨

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