青色日誌

還暦を超え、子育てもひと段落。さて!

連続4

2023年06月02日 | 本番記録
28日06時00分

高山のホテルにて起床。

 今日も晴れだ。


ところで、
変な言い訳を申し上げる訳では無いが、
昨晩遅くまで遊んでいて大丈夫?と
多くの人に心配されたが....。

まぁこの歳になって気付く様では遅いが、
たいしてお酒を呑まなければ呑みの場に居ても
当然二日酔いも無ければ酒も残らないのだ。

次の日早くに用事を作るという事は、
ある意味健康的だと今頃知る還暦過ぎ爺の私。

ちなみに27日の酒量は、

 0次会・1次会合わせて、
 生ビール一杯、
 瓶ビールをグラスで精々5杯で留めていた。
 
 又2次会のカラオケスナックでは、
 同席していた20人近くの人に目撃されている通り、
 私はカウンターで皆のお酒を作り続けていたが、
 あれは何も皆に奉仕しようとしたつもりでは無く(^^♪
 ボックス席に行くと呑まされるので、
 あそこで自分だけ「氷水」作って呑んでいたんですょ。

 だから歌いもせず^^ノリが悪くてすみませんでした。。

という事で2日目の朝も快適。

前の朝私が「外人」に勘違いされた
ホテルの「朝食処」は未だ開いておらず、
とりあえずコンビニで朝食を買込み部屋で食べ、


28日06時30分

高山を出発。

 目指すは名古屋駅ささしまライブ。

9時30分に到着する必要が有ったので、
行きの41号線ではなく高速道路を下ります。
標高1000m辺りを通り抜ける東海北陸自動車道は
昨日の暑さを完全に忘れ去る13度。

 空調が暖房に変わっていました。



ところで本日の2日目の本番は、
アサヒフレッシュサウンズという、
昨年から私がお世話になっている
我が住まう街のビッグバンドの依頼演奏がそれ。


 その内容は、
 JICA(国際協力機構)のイベントでの演奏。
 各国の留学生との交流会なのです。



27日09時00分

余りにも順調に「下る」事2時間半。
無事JICAさんのビルに到着した。



ささしまライブの一等地にあるこのビル。

私、初めて伺うので場所を知る人に
くどくど、どこにあるのか、駐車場はどこか
色々たずねたのですが、この場を知る人、

 「行きゃ分かるって」....

確かこの辺りは立体駐車場しか無くて、
どの立駐に止めればいいんですかね。。。
と聞いても、

 「行きゃ分かるって」....


と........実にその通り、行ったら分かりました!



ドーンとこのビルが建っていて
その横に立駐では無く普通に止められる駐車場が広々。
勿論事前登録が必要ですから、
例えばこの近くに有る楽器屋さんに行く時に
止められる訳では無いですのでご注意を、ですがね。

実にこのイベントを引き受けられた
メンバーのお一人を省いて
いわゆる一般メンバーとして一番乗り。

高山から来ますので遅刻します。。って
言おうと思った事も有ったけど、
どこから来ようと関係ないですから、
とにかく間に会って良かったです。


 JAICの活動している内容を拝見。



分かった様な顔をして私は生きているが、
世界でちゃんとした教育が
受けられる人と言うのは本当に少ない。

この国の贅沢にマヒしたその状況は、
時にこういった他国の人と接して見直すことも
大切なのだ。と、やや、本当にやや勉強。



こんなエントランスを上がった所が会場で、



こんな案内板の先が演奏する会場で有った。

もの珍しさで写真に納めたゴミ箱。



日本語表記では無い所は当然の事。


 ところで、

このアサヒフレッシュサウンズと言うビッグバンド、

昨年の4月頃に仲間に入れて頂いたが、
その時にも書いた通り、私個人的には「復帰」。

何故ならば、高校一年生16歳の時に、
高校の先輩に勧められてこのバンドの前身である、
旭吹奏楽団という組織に属していたからだ。

 今61歳-16歳で、まさに45年振りの復帰。

そしてこの日目出度く45年振りの、
このバンドのメンバーとしての本番を迎えるのだ。

 何とも感慨深い!

重ねてこの日の最後に演奏する曲は、
何とも高校生の時に全く同じ曲を演奏し、
その時テナーサックスでソロを吹かれた人の音の、
正に吹奏楽とは全く違う異次元の音楽に感動。

 その曲でビッグバンドに
 ハマったと言っても言い過ぎでは無い。

のだ。


28日10時00分

前日程の大掛かりなセッティングは不要で有ったが、
ビッグバンドを演奏しようとすれば、
それなりの場所が必要でそれなりの準備がいる。

私も自分の楽器を出し、譜面台を立て、
今度ばかりは譜面をちゃんと確認して.......

 あ....ミュートが無い。。

我ながら情けない。。
一曲どうしても必要なミュートが有った事を
完全に失念。。

ただ、トランペットメンバー全員が同時に
そのミュートを使う訳では無かったので、
それで良かったという訳では無いが、
私が使う時、隣のメンバーに借りる事で解決、
したのだが.....ごめんなさい。

 ....あの人だけには言わないで。。


28日11時00分

本番開始。



このバンド、私の右隣は若い女性。
レアサウンズとは全く違う居心地のよさがある^^

 そしてその第一声は、
 彼女のオープニングソロから始まる一曲。

吹奏楽やマーチングをやっている彼女。
確実に私には無い「音色」を持っている。

一気に会場に集まった方々が静まり返り、
一つの音もミスらず吹ききったのは三重丸^^

 しかし結構メンバー皆さん、
 練習の時よりかなりまとまっていましたよね!


二曲ほど終えた後に始まったのが楽器紹介。



ご覧の楽器紹介はその彼女が
MCの外人さんから質問を受けている図。

この後当然トロンボーンもサックスも
リズムも全て紹介するんだけれども、
ここのバンドの人の英語力にはただただ脱帽。

レアサウンズの場合、
外人のプレーヤーを招いて演奏しているのに、
まともに話が出来るのは精々二人ぐらいか。

対してこのバンド、
このトランペットの彼女にトロンボーンのM君、
そして特にピアノの方なんてペラペラで、
笑い交えながら英語を操る姿は凡人の私には驚き。

客席は見る限りでは半数位の外国の方が
座っておられたのできっとこの三つの楽器の事は
良く伝わったのではないでしょうかね(^^♪


28日11時30分頃

その楽器紹介が妙に盛り上がって押しまくる。
三曲目までに何となく30分ぐらいかかっていたか?
ただそれはそれで楽しく延びて行ったから良しかな。

で、その三曲目。

何故か私がフューチャーされて、



「ブルー」というスローバラード。

勿論自分で吹きたいなんて事、
一言も言っていないですよ^^

 何故か「流れ」でこんな事になりました。

ただ私、技術は無いけど、この曲は好きでして、
「ざわざわ」としていた楽器紹介の後の会場を
少しばかり落ち着かせる事が出来たのかなと自負。

 正直気持ち良く吹きました^^

この時トロンボーンH君に言われたのが、
社長がブルーを吹くから「ブルー社長」。
(念のため「ブルーシャトー」の駄洒落^^)

実は私、大うけしたのですが、若い人達は???...。
勿論ブルーコメッツなんて言っても知る訳は無く、
H君よ、お互い歳食ったね。


プログラムの途中にはシナトラショー(^^♪



ボーカルのこの男性。
ここのバンドで歌うのは初めてだとの事。
めちゃめちゃいい声をされています。

 比較してたら怒られるけど、
 昨日のカラオケとはだいぶ違うな^^

ところで、彼が歌うシナトラの曲、
実に私にとっては「吹き甲斐」が有るのだ。

結構音は高いし、
ちゃんとスイングしないと
ボーカルのイメージが台無しになる。

加えてボーカルの感覚に合わせ吹く所も多々あり、
従いその感覚をラッパはくみ取って吹く必要あり。

ただ、ここのコンマスは
ボーカルのその感覚と、
ラッパの息づかいを十分理解して
コンダクトしてくれるので分かりやすい。

残念ながらマイクの性能がいまいちだったのが
ボーカルさんには気の毒では有ったが、
後に聞くには再びこのバンドで歌って下さると。

 又この話は追って書きますが、

音楽人として幾つまでも夢を描くことは大切。
そんな刺激的な話を頂きました。



押した分を巻き戻そうと^^
突然MCが短くなり曲間が詰め詰めに。

ラッパには一般的にはきついけれども、
なんかすごく楽しく吹いていたこの時の私。

 多少きつくとも連日吹けるなんて幸せ!
 
きっとそんな思いで吹いていた気がします。

そして最後の曲が、
上の方にも書いたけれども、
45年前このバンドで初めて経験した
ビッグバンドに編曲されたその一曲「テキーラ」。

外人さんたち(日本人さんもだが)が、
我々の前で円になって踊りながらテキーラ!



ご覧の様に円の中でソロを吹くトロンボーン君。
静止画だと盛り上りが伝わらないかもしれませんが、
とても盛り上がっていたんです。


 でも私、

彼がこんな前に出て行く事になるとは知らず、
実は演奏中に「あれ!彼はどこに消えた!?」、

 え、まさかトイレ?

なーんて本当に(2秒ぐらい)心配しましたょ。


そしてこれ、45年前と同じ譜面。

 ドドドドドッドッファ! テキーラ!の

「ド」こそ高校生の時にも出ましたが、
「ファ」はかすりもしなかったのが、
45年の歳月で成長させて頂き外しませんでしたよ^^


本当に楽しい本番。
又45年振りのバンドでの本番は、
ホンワカ暖かい空気の中で終演いたしました。


28日13時20分

移動開始。

この日は本番こそこれで終わりであったが、
6月10日に開催されるビーハッピーフェスティバルの
合同演奏の練習が午後から開催されるのだ。

 何となくギリギリに着けそう。

コンビニのおにぎりを車で食べながら、
刈谷に有るレアがいつもお世話になる練習会場へと。

28日14時01分

滑り込みややアウト^^

ただまだ人もそろっていなかったので
何となくセーフ。


以前この練習に来た時に触れたが、
若い人や、違うバンドの人達との交流は楽しい。

で、楽しいばかりでなくこれも以前記したが、
色々な人の音楽に対しての思いや指導を知る事が出来、
とても勉強になるのであります。

今回もそんな刺激になる指導や、
ビーハッピージャズフェスティバルのゲストには
今回演奏する曲のアレンジャーがいらっしゃるので
頑張ってねとの、ある種の「脅し」を頂きながら^^


28日17時00分


無事練習終了。

本番二つ、練習一つの
正に音楽三昧の二日間は、
あと一つ、大切な打上二つ目を待つのみとなりました!


28日18時19分

刈谷から高速道路を走り自宅へ。
そして自宅から至近の名鉄電車の駅から、
↑この時間発の急行電車に乗り目指す大曽根。

午前中演奏したアサヒフレッシュサウンズの
打上の飲み会が18時30分から開催されるのだ。


28日18時32分

大曽根駅到着。

ホームから階段駆け下り(俺若いじゃん)
駅徒歩3分の居酒屋へダッシュ。

 私、このバンドの本番後、
 上に記した通り練習で刈谷まで行く為、
 きっと乾杯には間に合わないので、
 先にやっていて下さいよ。

と言ってはいたものの、間に合いたい。な、と。

28日18時35分

カンパーい!

なんと、間に合ったのであります!。


と言うか、私が店に入ったその時、
正に乾杯をしようとしていたのを中断。

私のビールが届くまで
乾杯を遅らせて下さったというのが正しい所。

 なので、

「間にあっちゃったねぇ」と言われながら、
「生」を駆けつけ三杯(^^♪

やがて15分で昨晩の酒量に達し、
そこからはただただ楽しい時間が過ぎて行きました。

 いゃあ、楽し。

28日21時00分

呑み放題タイムアップ。

しかしこのバンドの人も飲むねぇ。

 ただ、どこかのバンドの
 誰かの様な悪酔いする人は居なくて^^

皆気持ちの良い酔い方をされておられたのは印象的。


28日21時42分

無事我が家至近の駅に到着。
長い長い二日間(三日間か)が終了しました。


最後にこのバンドでもこの写真。



伺った居酒屋の玄関先なんですよ。これ。
記念撮影をさせて頂きました。

 皆さん良い顔をされておられますね!



 コロナの時には、
 皆で練習する事も出来ず、
 本番の演奏なんてもってのほか。
 何より打上なんて絶対できない、
 そんな本当に苦しい「時代」を過ごしてきました。

 それを乗り越えて、
 この二日間でこの全ての活動が出来たのは、
 本当に有難く嬉しい出来事でありました。

 そしてこんな事が出来るのも、
 音楽の仲間がいてこそで有ります。


今後歳を重ねて、
どんな形で私は音楽活動していくか分かりませんが、
間違いなくトランペットは吹き続けます。
今回ご一緒させて頂いた方々は勿論ですが、
このブログを読んで頂ける全ての方々に対しまして、

 どうか引き続き
 お付き合い頂きます様お願い申し上げます。



長々綴った

 2日間連続本番記録 完


最後まで読んで下さった人がいらしたとしたら、

 感激(^^♪
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