青色日誌

還暦を超え、子育てもひと段落。さて!

奈良11

2022年04月28日 | 旅の記録
他の候補地も沢山あったのだが、
相方の要望により次なる目的地は、
少々場所が離れるが長谷寺とした。

既に一万歩以上歩いていたため、
約一時間のこの移動は足の休息にぴったり。
途中寄ろうとしていた寺社旧跡は、
また日を改める事としたのであります。

大阪に近鉄往復する際に通る桜井駅。
何故か当時(今も?)特急は停車駅でも無いのに
どの時間帯もここで大幅なスピードダウンするので、
寝ていても必ず起きる^ ^私の思い出スポット。

車で走るとかなり奈良市より南側を
近鉄大阪線は通っているのだと気づく。

長谷寺はこの桜井駅から約8キロ。
その近鉄線沿線に最寄り駅長谷寺駅も存在。
ただそこからお寺まではそれなりの距離があり、
ここの場合はやはり車が便利だ。

駐車場の方に長谷寺までの時間を聞くと
ほんの五分ですね。ただし入り口ね。と。

何それ?との疑問は5分歩いて分かった。

階段である!



これを登ったところに入口があるのだが、
この階段で驚いていたのでは始まらない。
旅の最後の最後に試練が待っていたのだ^^

まずはこれ。



段差が少なく楽ちんだとも思うが、
ただただ続くその長さは今回の旅一番。

一つ目の登廊を終え二つ目へと。
眼下にはその一つ目の登廊がみてとれる。



そして三つ目の登廊がきつかった。



だんだん階段の段差が大きくなるのは、
何か意味があるのかどうかまでは知らないが、
これを登り切り本堂に到着しました。

幸い最近ウォーキングはかなりしていたので、
この程度ではそんなに息切れもなかったです。

 ほんとです。見栄張っていません。

つい清水寺を思い出してしまいましたが、
本堂から突き出た部分に「舞台」があり、
ここからの眺めは登ってきた分気持ち良い。





又、さらに登ったところに後程行く五重塔が
まるで絵のような美しさでそびえ立っています。



絶景ですね。

そして本堂横には大黒天様が祭られ、
石に書かれた福寿円満の文字に
思わず今まで以上に力がこもるお参り。



多くの方はここから下るようですが、
折角来たのだからともう少し登りを決意^^
これでもかという気持ちで本長谷寺へ。





なんでもここが長谷寺の発祥地。
折角来たのだからの思いで辿り着きました。

その横には先ほど本堂舞台から眺めた五重塔。



今回旅で幾つか拝んだ五重塔の最後。
より美しくそして荘厳に見えたのでありました。

そして来た階段では無い山の道を下る。
竹林の中をくぐりながら遊歩道を下る下る。



あれだけ登ったのだから
当然それだけ下る訳でこれまた良い運動。

すると正面に先ほど参った本堂が。



有る方が言っておられたが、
今の時期だからこそ木に葉が無いから
これだけ見通せるのだとか。

それも良い思い出として1時間弱の参拝となりました。

今回の奈良の旅、
前回の伊勢志摩と同様やはりお参りの旅でした。
なぜこんなにお参りが続くのかいというのは、
それなりの訳が実はあったのですが、
それはそれとして心に残る旅ともなりました。

今回は一泊で出かけましたが、
最近の週末は比較的近場ですが
街発見の思いで色々な所へ出かけています。

それは、

 音楽ができない今だからこそ。
 愛犬がいなくなってしまった今だからこそ。

我々夫婦の休日の過ごし方として
定着し始めているような気がしたのです。


来月はどこへ行こうかと今から楽しみ。
また記録として残してみたいと思います。

読んでいただいてありがとうございました。
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