謙遜

流石に１１月３日本番を間近に控え
合奏開始予定時間９時を前に続々とメンバー到着。
最終的にベースflatwound君以外全員出席。
まぁ本番まで２０日を切った訳なので
当然と言えば当然！！

回を重ねる毎に難曲の数々も
そろそろ形になってきた。
ただ明らかに個人練習をしてこないと
ついてこられない曲ばかり。
数所に皆さんの努力の陰を垣間見ました。
あの人も、この人も・・。案外やるジャン。
結構な事でごじゃります。

今回もサックス隊、クラリネット・フルートの類の
持ち替えがあり、特段バリトンサックス新婚Ｈくんは、
バスクラリネット持参。
こういう滅多に使わない楽器を持っている事だけでも
すごい事だと感心してしまう。

又これを出すのに一苦労。ところが、
組み立てている最中に「部品が足らない・・？！」
最終的には吹いていたので部品はあったと思われるが、
繊細な木管楽器というのは、
楽器を維持するだけでも大変な事なのですね。

ついでながら我々ラッパ隊。
今回も非常にフリューゲルホーンの出番が多い。
当たり前の話だが、
マウスピースの形状がラッパと違うために、
曲順などによっては非常に辛い思いを
強いられる事がある。
このリスクはラッパの人でないと分からないはず！

だから明けても暮れても
単純ノックの練習ばかりではなく、
実践に即した紅白戦をやって欲しいんだよね。
要するに通しの練習！
ただ既に時期遅すぎだよなぁ～。と愚痴。

そんな私の思いも拭い去り、昨日の練習を
盛り上げてくれるのはやはり彼、
リードトロンボーン、キーニョ君。
私の目の前にいるから色々と
練習日誌ネタを作ってくれる！

とある曲で、短い音符の長さでの
シェイクを連発するところがあるのだが、
彼がそれを見事にやっているではないか！
さすがリードトロンボーンと思って
「おまえ上手いなぁ」と褒めてみると
「でしょ！」


何が「でしょ」だよ！そう言う時普通は「謙遜」して、
「いえいえまだまだです」とか
「あおやきさんにはとてもかないません」とか
言うのが日本人って言うもんだよ！と
私心の中で叫ぶも、更に帰り際、
我々が楽器を片付けた後だというのにもかかわらず、
「タタラタッタッタタ・タァーイヤイヤイヤ～」と
その部分だけ得意満面になって吹くのであった。
おじょうず！おじょうず！！