青色日誌

還暦を超え、子育てもひと段落。さて!

BC

2020年12月15日 | 思うこといろいろ
私がBCといえばBill Chase。

アメリカのブラスロックバンド、
チェイスのリーダーでありトランペット吹き。
とてつもない高い音を駆使するそれを
このブログをご覧の方で知る人も多かろう。


ところで、

以前から私はトランペットのマウスピースは、
ほとんど変えた事はないと書いてきている。

Schilke社製の「13A4a」を35年間使用。

ちなみにこの記号ヤマハと同じで、

 13(1)A(2)4(3)a(4)

 (1) カップの直径。数字が大きいと直径も大きい。
   24~5まで。
 (2) カップの大きさ。E最大~Aスモールカップ。
 (3) リムの形状。1は丸みのあるリム。
   3が中くらいで、5はフラット。
 (4) バックボアの形状。a=スロートから5mm位が狭まく、
   cがスタンダード、eは大きいバックボア。

との説明が有るが、
ザックリの感覚の私はそこまで気にした事はない。

トランペットを吹いて来て間もなく48年。

ではその他の時代のマウスピースはと言うと、
中学から大学に入るまでの6年間は基本の「き」の字、
ヤマハの11番。上でいう所の11C3c。

そしてその後大学入学直後から4年間程を
Purvianceの4☆D4(フォースタデーフォーと呼んでいた)。
カップは浅く、リムは中間で、内径は16.27mm。

ラッパ吹き以外の方はなんのこっちゃで有ろうが、
これが衝撃的な出会いであったのは今も忘れられない。
自分の音がここまで大きくそして高く出せれる事に、
すごく感動した事を覚えている。

では、48年-6年-5年-35年=2年は
何を使っていたかと言うと、冒頭のBCモデル。



レアサウンズに入ったころ使っていたのが、
このJet Toneのマウスピースのビルチェイスモデル。

社会人バンドに入って極端に練習量が落ち、
その不足をこのマウスピースで補えないかという、
極めて邪道な気持ちで使っていた物なのだ。

日曜日物を整理している時出てきたので磨いてみた。
そしてつい高い音が出ないかと思って吹いてみたらば。。


そう簡単にはいかないですね。
瞬間的には思わぬ音も出ましたが曲に使える音では無く。

マウスピースを色々研究される方も多いですが、
そもそも私はそんなにお金をかける訳にいかなかったのが、
今のマウスピースに定着した大きな理由。

今更変える気は全くないので記念に飾っておきます。
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2 コメント

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Unknown (S谷です)
2020-12-17 21:45:00
マウスピースは面白いですよね。
楽器本体に比べてまだ改善や
新しい方法、設計値を入れ込む余地が
あると思います。
時間ができると中古品含めて物色しちゃいます。
コロナ禍で楽器屋さん支援名目で少々投資しました
返信する
S谷くん (あおやき)
2020-12-18 23:26:33
サックスとは少々ニュアンスが違いますが、 
それでもやはり音を左右するのには重要な要素ですね。

ひょっとすると私に本当に合うマウスピースが、
世の中にあるのかもしれませんが、
私は本当に勇気がなくて変えられません。

ただ、こういった物を探すのも技術の1つなんでしょうけどね。
返信する