青色日誌

還暦を超え、子育てもひと段落。さて!

廃止

2023年12月08日 | 思うこといろいろ
最近会社に届くはがき案内の中に、
年賀状の挨拶を廃止しますと言う物が
随分増えてきている。

文言を読むと、
社会情勢に照らして云々と有る様に、
正しく世の中がこの分野でも変わって来た
そんな時代なのだと痛感する。



我が子供の頃は、
担任の先生に書いて出すというのは、
一つの礼儀だと親に教わった様な気がするし、
まして社会に出た際には上司に対し、
年始の挨拶としての年賀状は常識でもあった。

もっともこういう教えの背景は、
印刷屋では無いが、印刷も手掛けていた
当社社長が当時父親だった事も影響している。

 子供心に年末の父親は、
 年賀状の印刷で大変だった記憶が残る。

年賀状が最盛期の時であったか、
郵便局が作成する年賀状に限度が有った為、
印刷ミスが生じたときには我が家の年賀状を
父親が会社に持込んでしまうこと度々。
時に我々家族は私製葉書で送った事も記憶に残る。

加えてたしか12月20日頃までに出さないと
元旦に先様に到着しないからと、
冬休みに入るか入らないか辺りの時期に
なんか必死に書いていたのも懐かしい思い出。

 その後はプリントゴッコの力も借りた。


当社も当時内作でしていたこの仕事も、
いただく仕事としては有難いものの、
積極的にすべき事では無いと考え外作化。
大手年賀印刷会社さんのお世話になり現在に至る。

 なのでこの年賀廃止傾向について、
 否定的という訳では決して無く、
 むしろあるべき姿なのだと思っている。

そして企業としてはこういった事象に対して、
代替え商材の発掘に注力すべき事だと思うし、
常にそのスタンスでやって来ている自負も有る。
 
 何やら年賀の事で真面目に書き綴った。

とは言え私個人の年賀状は廃止宣言していない。
いつまで書くのかは分からないけれども、
とりあえずそろそろ準備に取り掛かる事とする。

あと何年続くか分からぬこの作業、
そう思えばこそ少々丁寧にやってみるかな。と。
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