青色日誌

還暦を超え、子育てもひと段落。さて!

御縁

2019年01月05日 | 思うこといろいろ
今年も沢山の年賀状を頂きました。

喪中はがきを出した翌々年の年賀状は、
減ってしまうと聞いた事があるのですが、
一昨年、喪中はがきを出した私には、
幸い余り関係無く頂くことが出来ました。

ありがたい事であります。

とは言え5年ほど前に、
儀礼的に出していた、といった感じの
青年会議所や、業界団体の方々を遠慮し、
枚数的には一気に軽減した事がありましたので、
沢山とは言え、大した枚数では有りませんが…。


そんな頂いたその中の一枚、

なんと!今まで一度しかお会いした事がない、
ある若いご家族から、我が家全員宛頂く物がある。
(残念ながらブログにはギリギリ記事がない時期)

その一度お会いしたというのは15年程前。
晴天が続いたゴールデンウイークの時の事である。

その年もゴールデンウィークのコンサートを開催。
無事終え安堵の気持ちで向かったのが能登半島。
海岸に広がるロッジで二泊三日の休暇を楽しんだ。

三日間の晴天が何よりの贅沢であったと記憶するが、
海岸には我が家の様な家族連れや若者の団体。
我が子である姉弟が海岸で砂遊びをする姿を、
ロッジのベランダでビール飲みながら眺める正に休暇。


(ネットで拾ったその現地の写真。変わってない!)

すると知らぬ間に若者のグループが、
我が子たちと一緒に遊んでくれているではないか。
それも一瞬ではなくかなりの時間。

あとで聞くに砂のお城を作ってくれたのだとか。

なんて優しい若者であろうか!
当然感謝をし写真のやり取りをするためであったか、
住所を聞きあった事がそもそも始まりだった。

以来、家内や娘が年賀状を出す様になり、
勿論先方からも頂いたりしていたら、なんと!
その時一緒にいた若者同士が結婚した!
との知らせを、数年前これも年賀状で知った。

一回しか会った事が無い方々なのに、
なぜかものすごく幸せな気分になった記憶だ。

それから先方にはお子様が生まれ、
当方はご承知の通り娘が嫁ぎ孫が出来…。
年賀状だけのお付き合いでも
充分時の流れを感じ取る事が出来る。

今年の年賀状で、今先方のお子様の年齢が、
丁度能登半島の海岸でお会いした時の
我が子の年齢に差し掛かっているのを知る。

優しいご両親に育てられたこの子たちは、
きっと優しくて良い子なのであろうと
年賀に載る写真を見て実に微笑ましく思う。


年賀状と言うのはこんな縁を繋げてくれる。
日々の出会いに感謝する気持ちを思い出させてくれた。






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