ボケ

一種間ほど前、
facebookについ上げてしまったこの話題には
一寸した続きがありまして。

　先ずはfacebookに載せた記事。


当社1階に飲物の自動販売機がある。

外出先から戻り、
自分の席に戻る前に好みの冷たーいコーヒーを買おうと
自販機の前に立つ。

残念ながら、小銭の持ち合わせがなく、
千円札を挿入。ボタンを押して、
落ちてくる小銭を数え、財布に戻す。

　自分の席は3階にある。

もちろん
中小企業自社ビルの当社にエレベーターなどなく、
この暑さの中、よいしょよいしょと上って席に着く。

席につき、パソコンのスイッチを入れ、
さてコーヒーを…

　あ…ない。

おつりだけ取って、
自販機取り出し口にコーヒーを忘れる大ぼけ。

慌てて颯爽と階段駆け降り、
取りに行ったら、誰にもとられておらずセーフ^ ^




ってな話だったのだが、
これよりひどいおおぼけ話が私には有る。

何もそんな事ここで書かなくてもいいけれど、
結果的にこの事が引き金となって更生した(^^♪と言う
何ともバカバカしいお話なのだが。。。


　それは遡る事やがて40年近くも前(^^♪


大阪で社会人一年生をしていた頃と言うのは、
大阪のビッグバンドに所属し大阪ライフ楽しむ傍ら
彼女も出来ず(^^♪パチンコに興ずる案外さえない時代を
過ごしていた独身時代でもあった。

酷い時には給料日前持ち金残り千円まで
パチンコにつぎ込んだ事も有った程熱を上げていた。

　そんなパチンコ屋さん、

今はどういうシステムか知らないが、
玉を買いに行くのに「札」はパチンコ機が並ぶ
両端の所にその玉を買う機械が有り、
千円札でも一万円札でもそこで買う事が出来た。

そんなある日の事、
小銭でやめときゃいいものを
あと千円で何とか取り戻したいと、
財布を見ると一万円札しかなかった為、
一万円を入れ千円分の玉を購入したのだ。

御承知の通り千円分の玉はそこそこの量。
手では持ち切れず長細いプラスチックの容器に
玉をジャラジャラと入れて台に戻る。

打ち始めたらゼロ戦の真ん中に球が入り
18回羽根が動き出したでは無いか！

　やったぁ！

と、その感動と同時に「やばい」と言う
殺気のような感覚が背筋を走ったのである！

　お釣り取り忘れた！！！

そうなのだ。玉に気を取られて、
お釣り九千円を取らずゲームを始めた大馬鹿野郎。

羽根が動いているのに立ちあがり
(両隣の人がびっくりしていたが)
玉買った機械に走ったが当然の様に九千円は無い。
まぁ、パチンコ屋でそんな物残っている訳がない。

本当にしょぼくれて台に戻ると、
当然18回羽根は行き来し終りこっちも大損。

実はこれを機会にパチンコをやめたのでありました。

まぁ、九千円で何十万、
いやひょっとすると何百万損せずに
済んだかと思えば脱パチンコの授業料って所か。


　コーヒー缶で思い出した過去の思い出。

そんな馬鹿野郎だったんですよ。私^^