青色日誌

還暦を超え、子育てもひと段落。さて!

選曲

2022年05月20日 | 思うこといろいろ
先日のレアサウンズのリハ、
次回の目標は6月のBe Happy Jazz Fes.だが、
前回のコンサートの曲をエントリーするので、
しばらくの間は次の9月の目標に向かって
新しい曲に取り組むいわゆる初見大会。

もっとも全く新しい曲という訳では無く、
余りにも沢山ある「在庫」の中から選び出し、
再びやってみる曲が随分あるのは事実。

とはいえ、在籍やがて40年を迎える私でも、
そんな曲あったっけ?と思える在庫曲多数。
従ってほとんど初見状態でもあるのだ。


ところで、そんな中のほとんど、
一度やっては見たもののやはり使えないよね、
と言った具合で「没曲」になった物が多い。

まぁ、昔は難しくてできなくて、
今ならば出来る、なんて曲ならばよいが、
そんな上手い具合に行く訳は無く、
没になるべくしてなったものばかりなのだ。


ふと思うのはこれ昔の服を取り出した
その時の感覚に似ている様な気がする。

私で言うところの、着る頻度の高いスーツと
そうでも無いスーツ、そして殆ど着ないスーツ。

殆ど着ないスーツを引っ張り出してみると、
やはり着心地の問題で有ったり色目の問題、
何よりサイズが今一つと言うのが理由となる。

正に選曲でいう所のリズムで有ったり曲想、
何より難易度の問題で有ったりするのと同じだ。

そんな事を考えながらここの所2回の練習で、
15曲ほど取り組んでみただろうか。
我々の「練習」の仕方も色々あるけれども、
これも一つの重要な練習だと私は思っている。


ところで昨年の正月のこの日
そんな山積みされた譜面の整理をした。

 言うならば古着の処分と言った所。

その中で捨てるには勿体ないと思う譜面を
段ボールひと箱分も抱えて帰ってきた私。
こんな事しているから断捨離が出来ないのだ。


ただその中の一曲、「Andromeda」
1977年のモントルージャズフェスティバルでの
特別編成「Montreux Summit」による一曲である。



懐かし過ぎて涙が出る。処分しなくてよかった^^

Maynard Fergusonの音が当然私には印象的だが、
Dexter Gordon・Stan Getz・Woody Shawなど、
偉大なミュージシャンの名前が連なる。

学生時代このテナーソロを同期の赤ひげくんが、
必死にコピーしていたのを思い出すのだ^^

しかし今どきはYouTubeで何でも出て来る。
それを見つけて暫し懐かしんで聞いてみた^^



わたしが演りたいと言うと
メンバーがどういうか分からないが、
この曲はソロで持っている部分が殆どであるから、
出来ないのは分かりきっている。

次回練習に、恐る恐る持って行こうかな、
などと思うコロナさえ落ち着けば大変気候の良い、
五月晴れの日の私の気持ち。
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 保険 | トップ | 検索 »