コソ練

コソ練と言う言葉。

当然音楽以外でも使われる様だが、
コソっと練習するというこの言葉、
いつ頃から有ったのであろうか？

少なくとも私が学生時代、
こんな言葉は無くもっぱら個人練習。

コソッとやる所に意義が有るので、
個人練習とは意味合いが違うかも知れぬが、
当然私もコソコソとやっているのである。

まぁ、そうじゃないと置いて行かれるし、
老いても行ってしまうので^^;必要。

ところで先日珍しく、
スタジオでコソ練した帰りに、
そのスタジオの受付で偶然お会いした先輩。
凄腕ドラマーで以前はバリバリのプロ。

私が学生時代はその方OBでプロ。
当時私なんかは口さえ利く事出来ぬ間柄で、
正に雲の上の存在の様な大先輩。

そんな彼がひとり
スネア抱え受付に居られるではないか！

今は口が利けるので^^;
「先輩どうされたんですか？」とつい。

「どうされたもこうされたも練習だよ」と彼。

なぜこんな当たり前の質問をしたかと言うと、
彼ほどの実力者がそうそうコソ練をするとは、
私の中ではイメージできなかったのだ。

「あおやきも熱心だな！」と言って頂き、
すれ違いでそのスタジオをあとにしたのだった。


後日この先輩を知るこれまた別の先輩に、
ドラムのあの先輩がコソ練しておられましたよ！
と、驚いた様に言ってみると、

「出来る人程練習は欠かせないものだよ」と。

当たり前のことながら、なるほどね！と頷き、
もっともっと自分もコソ練しないといけないと、
つくづく思った出来事でありました。


しかし改めて、コソ練って
何時から言われるようになったんですかね？？