私の考え

又「品格」が論じられている。
ここから書く事はおそらく世論二分。
だから単なる私の考え方なので、
反対の方がコメントされても、
個人のブログなので論争したくなく
コメント返ししないかもしれないので
そんなことを前置きした上で、

オリンピック選手の服装問題。
私は断じて問題だと思う。
更にあの態度はもっと問題だと思う。

善悪を教えない彼の周りの人が
一番悪いとマスコミ等は言うけれど、
あんな事、我が家中学生の息子でも
あの態度が悪いと言う事位わかる。

私は、第一にそんなこともわからない
２１歳の本人が悪いと言い切る。

そして第二に親が悪いと痛感する。
育ちの問題。成人した大人であっても、
あの様な情けない態度・考えの人間は、
正直私の周りでも時々見かけるが、
物の善悪を子供の頃から教えていない、
もしくは教えられない親に問題有り。

そして最後に、やはり周りも悪かろう。
同行した人達が、何故言わない？
コーチや監督などが、何故注意しない？
それは明らかに相手を思っていないから。
この選手の立場に誰も立っていないから。
別に彼が問題視されても他人事である、と、
そういう思いが何処かに有るからであろう。

私は会社の幹部社員に対して、
部下指導は正に子供を相手するかの如く、
思いやりをこめてするようにと、
口すっぱく言っている。
(自分が出来ているのか？とつっこまない)

　例えばこんな話。

　今日のような寒い日、風呂上りに
　小さな自分の子供が体も拭かずに
　テレビをぼ～っと見ていたら、どうする？
　親なら必ず注意をするでしょう！
　何故注意するからと言うと、親心、
　可愛い子供に苦しみを与えたくないから。

　　逆に何も言わないのに、しっかりと
　　小さな子が体を拭いて服を着たらどうする？
　　親ならば殆どが誉めるでしょう！
　　何故誉めるかと言えばこれまた親心、
　　成長を喜び、次への期待が持てるから。
　
　会社でも同様なことが時々起こる。

　今注意しないと後で大変なことになる。
　ただ注意忠告を迷う人が結構多い。
　この注意忠告のタイミングを怠ると、
　その社員が風邪をひくというのに。

　　今誉めてあげるシーンであるというのに
　　誉めることをしない人が結構多い。
　　よくやったと、ほんの一言だけでいいのに。
　　伸びるその機会を逃す所か、やる気も失う。
　

今回のオリンピック選手はまさにこれ。
素っ裸でテレビを見て風邪を通り超え
肺炎を患ったとでもいえようか。
今頃随分辛い思いをしているに違いない。


ただ
金メダルでも取った時には、
是非とも怪我の功名ならぬ
風邪の功名とでも思って頂き、

間違っても
喉元過ぎれば熱さを忘れるにならぬよう
願いたい一日本庶民なのであった。