青色日誌

還暦を超え、子育てもひと段落。さて!

生残り

2009年12月09日 | 思うこといろいろ
我が会社が属するご同業者の組合で
若輩ながら(これでも若輩)私理事。
当然一番末席ではあるのだが、
皆さんの温かいお人柄のお蔭で
案外気軽にお付合させて頂いている。

その昨晩理事会と忘年会。
金山の一角に有るそのお店、
その昔は高級料亭であった。らしい。

玄関からその趣はしっかりと残り、
中を案内され部屋の数と廊下の広さ、
そして個室に飾られてある品々を見、
明らかに今時の居酒屋との違いを感じる。

名古屋コーチンの水炊きコース。
高価かと思いきや、それが思わぬ安価。
この建物や雰囲気からしては
かなりお値打ちな値段であったのだ。

接待が崩壊し、これらの店の生残りは
やはり「価格戦略」も必要だった様。
ただ残念ながらお客様が少なかったのは
その価格が浸透していない為か。
どんな業界でも「更に工夫」が必要である。

一歩外に出ると、そこには昔ながらの
ネオンきらめく「キャバーレー」。
このキャバレー◎園、案外場末に生き残る。
この生残りは結構たくましいと感じる。

以前は、名古屋の一等地錦に
美人座・太平洋などのキャバーレーが、
君臨していた時代があった(行った事は無い)。
今や一等地は「カラオケ」が鎮座する時代。

なのにこうして場末に生残るキャバレー。
きっと経営者は確固たる理念の持ち主だろう。
そんな事を真面目にネオンの前で思った。

実は、我が業界も生残り談義。
60過ぎの重鎮は笑いながら
「どう生残るかはお前らが考える時代だ」と。
確かにその通り。ただ、生残るに必要な
そんな精神を、彼ら重鎮から学ばなければ、
決して生残る事は出来ないとも思う。

ちなみに、キャバレーには入っていない。







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2 コメント

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Unknown (でびる)
2009-12-09 17:51:33
レーキャバには行ったんでしょ。(くどっ)
でも正直、いにしえのそれは自分も入ったことないわ。
しかしどうやって生き残っているんでしょうね。
何事も社会見学、現地現物で学べ…ですね。
返信する
でびるさま (あおやき)
2009-12-10 00:59:05
行ってませんって。ホント!

良心的な価格が貼り出してありましたし、
案外お客が入っていきましたから、
それなりに繁盛しているみたいでした。
(見ただけです!)

現物で学べ。ですか。では・・・。
返信する