氷屋

先日当社のある部署で、
何ともいかがわしいポスターを出力していた。
「女子大生なんとか・・」
「指名料はいりません・・・」
「最初の６０分はこれこれ・・」
そういう絵(どう言う絵)も入っていて、
思わず食い入るように見てしまった・・冗談。

仕事を選んでいる時代でも無い訳で、
ちゃんと入金くださり、こうして話題にもなり？
担当営業マン君が楽しそうに！していれば、
それはそれで問題ない。
節操がないと言わない言わない！

これを見ていて私思い出した学生時代のバイトがある。
勿論、こういう類の店で働いていたのでは決してない。
働いていたのは「氷屋」さんなのだ。

なにせ学生時代が人より長かったので(ほっとけ)
経験したバイトの数も結構ある。
以前記した営業のバイトも思い出に残っているが、
この氷屋さんのアルバイトも、とっても思いで深い。

「氷」とは、飲み物に浮かべるあの「氷」。
私が学生時代の頃は、飲食店の製氷機は高嶺の花。
結構な値段だと聞いたことがある。
だから、喫茶店や居酒屋さんクラブスナックの多くは、
この氷屋さんの「氷」を使っていたのだ。

私のバイトは、それの配達。
軽四のトラックに「氷」を満載して、
ぽたぽた溶け出した水をたらしながら街中を走る。
午前中は喫茶店を回り、夕方にはクラブ・スナックへと。

あの頃驚いたのは、そのクラブ・スナックの人たち、
この氷屋さんに鍵を預けてあるのだ。
だから、鍵の束を持って隣り隣りへと移動し、
無人のお店のカウンターの中に入り
冷凍庫へ「納品」するのだ。なんとも無防備な話。

ところで、午前と夕方の納品先は書いたが、
昼下がりは何処に行くかといえば、これが思い出深い！。
当時今池界隈などを中心に大流行した
ノー○ン喫茶・○ップ○ス喫茶のたぐいなのだ。

純粋なあおやき青年にとって
余りにも刺激的なそのシーンは、
このバイトがどれだけ時給が安くても続けられた原動力！？
納品量の半分を車に忘れたフリをしてみたり、
納品書を車に忘れたとか言っては二度出入りをするなどして
ほんの瞬間を楽しみにしていたので有った！せこい・・。

昨日の記事とえらい違い！
「息子を見習え！」と言われそうだが、
男なら誰だって、この気持ちは分かるはずだと思うよ！

レベルが低くてごめんね！