あおぞらブログ

発達障害やグレーゾーンなど、ちょっと個性の強いお子さんのパパママを応援する「パパママサポート あおぞら」です。

SHIP おおぐち キャラバン隊

2012-07-07 15:55:58 | スタッフのひとりごと
1週間前のことになりますが…。



SHIPおおぐちさんが行っている、
キャラバン隊をお招きして
障がいについての勉強や体験を受けてきました。



キャラバン隊とは
知的障がい、発達障がいを正しく理解してもらうために
障がい児の親が中心となって行っている啓蒙活動です。




「みんなちがって みんないい」の
金子みすずさんの詩の朗読に始まって
障がいについての説明、
そして
障がいのある人の「見え方」「聞こえ方」や
不自由さ、歯がゆさなどを体験しました。



聴覚過敏の体験として、
たくさんの人の声や物音が入り混じる中で
たった一人の言葉を聞き分ける


どんなに集中しても
まったく分かりませんでした

でも
答えを言われてもう一度聞けば
あぁ確かにという感じ…



え~
こんな状態で授業受けてたら
そりゃ逃げ出したくなっちゃうよ



手先の不器用さの体験では
ちょっと大きめで、
しかも指先をちょっと縫い付けて
さらに使いにくい状態にした軍手をはめて
折り紙で鶴を折る。


折れない~~~~~~


ただでさえ折れないのに
時間が1分と切られていて、
横からスタッフの方たちが

「早く早く
「時間ないよ~
「がんばれがんばれ

と、やかましい

隣の人の進行状況も気になるし
焦って余計に作業が進まない


やってるね、私も息子に





こういう理解の広め方は
障がい児の親ならでは、のこと。


スタッフの方もおっしゃってました。


「私たちは専門家ではありません。
あくまでも障がい児の親として
専門家とは違う目線で活動しています」



そうなんですよね。


いくら勉強してきた専門家でも
いくらたくさんの障がい児さんと接してきた先生でも
親の気持ち、苦しさは分からない。


それに
親の喜びも




こういう活動を
私たちもやっていけたらなぁと思います。




SHIPおおぐちさんのHP ↓

http://www2.bbweb-arena.com/ship/

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