あおぞらブログ

発達障害やグレーゾーンなど、ちょっと個性の強いお子さんのパパママを応援する「パパママサポート あおぞら」です。

担任、自閉症児に体罰 愛知の小学校~中日新聞

2013-01-23 20:45:14 | スタッフのひとりごと
昨日は、パパママ交流会。

10人ものお母さま方が参加してくださいました。

用意していたお部屋が小さめだったので
皆さんにはちょっと窮屈で
申し訳なかったです

年齢や困りごとはさまざまでしたが
皆さん明るくお話しされていて
あ~私にも
こんな場があったらもっと
明るい子育てができたのにな~と
今さら思ったりして

帰られる皆さんの笑顔が
とってもうれしかったです



昨日のほんわか気分を打ち破った
今朝の朝刊の記事。

「担任、自閉症児に体罰」


愛知県西三河地方の小学校で、特別支援学級の担任の男性教諭(58)が、
教室内で4年生の男児(10)の両手をひもで縛り、
保護者への連絡帳に「たいほしました」などと書いていたことが分かった。
男児は重度の知的障害を伴う自閉症で、
周囲の状況や言葉を理解する力は乏しい。
保護者の相談を受けた主治医が県教委に通報した。


校長と担任教諭の話では、
今月10日の2限目終了後の休憩時間に、児童が教室の机を片付けだした。
教師が「今は授業の準備をするときだよ」と説得したが、聞かなかったため
「逮捕する」と言い、教室にあったビニールひもで両手首を二重に縛った。


さらに
「うそをついたら裁判だ」「もう片付けしないか」と言うと
「しない」と答えたため、はさみでひもを切った。
縛った時間は1分弱だった。


担任はその様子を連絡帳に記入。
母親の抗議を受け、体罰だったと認め、謝罪した。


母親は
「息子は逮捕、裁判などの言葉を理解できないし、
質問されても意味が分からず、おうむ返しの返事をすることが多い。
指導として無意味。障害への無理解が招いた体罰だ」と憤る。


教諭は取材に
「年初めの連絡帳で母親が
『人に迷惑をかけない行動をできるように育てたい』と書いていたので、
その思いを受けて厳しくしようと思った。反省している」と話した。


教諭は4年前から特別支援学級を担当している。
一般の教員免許とは別の特別支援学校教員免許は持っていない。


学校は17日から
特別支援学級の担当を1人増やして3人態勢にするとともに、
自閉症の勉強会を開くことを決めた。
男児に、心身の影響は特に出ていないという。


男児は、
チャイムが鳴ると教室の机を片付けたり、電灯を消すなど、
同じことを繰り返す行動を昨秋から続けていた。


http://www.chunichi.co.jp/s/article/2013012390110626.html




某高校の件でも「体罰」と言われていますが
これが先生ではなく
生徒間の行為だったら
「いじめ」と言われるものでしょう。



学校や教育機関は
こういうことがあってからやっと
「勉強会」を開くんですね。

「何か」が起きてから勉強する時間が作れるのなら
「何か」が起きる前にその時間は作れると思うんですが。


特別支援学級の先生であっても
支援の必要な児童について
勉強していない人は
少なくないと思います。


といって
支援級の先生だけが勉強すればいい
というものでもなく
学校全体が
理解していてくれると
その子は「特別」な子ではなくなると思います。



「ぼく、左利きなんだ」
「へ~左手で字が書けるってすごいね」

と同じように

「ぼく、自閉症なんだ」
「へ~じゃあ何が得意なの?」

なんて気軽に言える社会が
理想的ですね。


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