あおぞらブログ

発達障害やグレーゾーンなど、ちょっと個性の強いお子さんのパパママを応援する「パパママサポート あおぞら」です。

学校公開

2012-11-06 12:52:52 | スタッフのひとりごと
先月末から今月にかけては
小・中学校で
学校祭や授業参観などが開かれる時期ではないでしょうか。


わが息子たちも先週、
中学校は文化祭、
小学校は学校公開と親子体験講座がありました

昔は「授業参観」と言っていましたが
今は「学校公開」「公開授業」と言うようです。

平日にあったり
土曜日にあったり
2~3時間分の授業が「公開」されて
どこを観に行ってもいいようになっています。

土曜日などは来られるお父様方も増えて
とてもにぎやかです。






長男の中学校の文化祭では
クラス対抗の合唱コンクールが毎年のメインです

長男にはこれが
一年で一番力が入るところです。

多動がひどく、
空気が読めず、
暴れん坊で協調性ゼロの小学校時代。


授業参観など
私が学校に出向いた時には、
長男のクラスの女の子が数人寄ってきて
「○○くん(長男)が○○してきた」
「○○くんに○○って言われた」
という告げ口をされるのが常でした。


当然、
その子たちのお母様もいらっしゃってるわけで、
必然的に私は
誰かと仲良くなることも
笑顔で長男を見守ることもできなくなり
一人ただ黙って
「授業を参観する」という目的だけを果たして
告げ口から逃げるように帰ってきたものでした。


それでも
発表会では役をきちんとこなし、
合唱の場では大きな口を開けて歌っていました。
歌は昔から好きなのです。



中学校に入ると
ありえないほどの落ち着きを見せ、
徐々に周りが見えてきた様子の長男。


一年生の合唱コンクールで
男声「テノール」のパートリーダーに抜擢され
見事、学年優勝に導きました


同じ担任になった二年生でも
自らパートリーダーになるかと思いきや、
「去年とはケタ違いにクラスがまとまっていないから嫌だ」。

でも、
本番間際になって担任から泣きつかれ、
立派に役目を果たし、
優勝ではなかったけれども
歌声はまとまっていたし
何より、
男子の中でもピカイチに大きな長男の歌声が
客席の私と私の母まで届き、
母は涙ぐむほどでした


そんな彼としては
中学校生活の集大成ともいえる今年の合唱は
気合の入り方が違いました

運良く、
クラスには仲良しが集まっていて
まとめやすかったと思います


ただ、
その頑張りが過ぎてしまって
男女のバランスが悪く、
男子の歌声ばかりが前面に出ている感じがして
案の定、優勝を逃してしまいました



本人はかなりショックだったようですが、
親としては順位よりも
体を大きく揺らし、
大きな口を開けて熱唱する姿を見られただけで大満足


ここまでの成長ぶりは
小学校の頃には想像だにできませんでしたから。




ただ…


歌が好きなだけでは
高校には合格できませんので


学習障害も併せ持つ彼には
受験のための詰め込み勉強は大きな苦難です


いまや
ゲームよりカラオケの方が楽しいとさえ言う長男。

なんとか苦難を乗り越えて
目指す高校の合唱部で
また輝く姿を見せてくれることを祈るばかりです。

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2 コメント

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Unknown (きよよん)
2012-11-09 09:50:31
長男くん、素敵じゃん
そうやって、人に自慢できるところがあるって。

そこを褒めまくって、彼の自信につながって…素敵じゃない
頑張れ、受験生
返信する
ありがとう♪ (あおぞら)
2012-11-09 20:39:30
長男のことを
こんな風に人に話したり、
輝いた姿を見たり、なんて
小学校の時には思いもよらなかったこと(^^;)

でももし
障がいに気付かず
あのまま叱り続けていたら
今もきっと昔のままだっただろうな~。

対応ひとつで
子どもの姿は変わる、と信じてます。
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