”他人の人生を欲しいと思ったことはありますか”[1999年公開]
けっこうダークな作品でした。「ガタカ」を観て気になったジュード・ローが
出ているということなので、観に行ったのですが、予想以上に重い映画。監督は
「イングリッシュ・ペイシェント」でオスカーに輝いたアンソニー・ミンゲラ監督
金持ちの放蕩息子ディッキー・グリーンリーフにジュード・ロー、彼を連れ戻す
役目の貧乏青年トム・リプリーにマット・デイモン、ディッキーの恋人マージは
グウィネス・パルトロウが演じてました。この作品は1960年にアランドロンが
主演でルネ・クレマン監督の「太陽がいっぱい」のリメイク版です。最近では
タッキーが主演でドラマもやってましたね。
ストーリーは、ニューヨークに住む貧しい青年トムとヨーロッパで恋人と気まま
に豪遊しているディッキー、南イタリアを舞台にこの2人の人生が交わった時、
悲劇のドラマが始まる。物や金には満ち足りているが刺激のない毎日に退屈して
いるディッキーにとって、下層階級のトムは珍しいオモチャそのものだった。
トムを連れセーリングやジャズクラブなど遊びまわるうちにトムはディッキーの
オーラに引き寄せられ自分もディッキーのようになれたらと思いをはせる。トムは
思わぬなりゆきからディッキーを殺してしまい、その願いが叶えられた時、トムは
トムとしてでなくディッキーとして生きることを余儀なくされた。自ら犯した罪に
苛まされる人間の哀しみは続く。
もう映画館で観たのは、5年前なので、記憶も遠くかすかなんですが、
とにかく見終わった後の気分が、かなりブルーなったのを覚えています。
けっこうダークな作品でした。「ガタカ」を観て気になったジュード・ローが
出ているということなので、観に行ったのですが、予想以上に重い映画。監督は
「イングリッシュ・ペイシェント」でオスカーに輝いたアンソニー・ミンゲラ監督
金持ちの放蕩息子ディッキー・グリーンリーフにジュード・ロー、彼を連れ戻す
役目の貧乏青年トム・リプリーにマット・デイモン、ディッキーの恋人マージは
グウィネス・パルトロウが演じてました。この作品は1960年にアランドロンが
主演でルネ・クレマン監督の「太陽がいっぱい」のリメイク版です。最近では
タッキーが主演でドラマもやってましたね。
ストーリーは、ニューヨークに住む貧しい青年トムとヨーロッパで恋人と気まま
に豪遊しているディッキー、南イタリアを舞台にこの2人の人生が交わった時、
悲劇のドラマが始まる。物や金には満ち足りているが刺激のない毎日に退屈して
いるディッキーにとって、下層階級のトムは珍しいオモチャそのものだった。
トムを連れセーリングやジャズクラブなど遊びまわるうちにトムはディッキーの
オーラに引き寄せられ自分もディッキーのようになれたらと思いをはせる。トムは
思わぬなりゆきからディッキーを殺してしまい、その願いが叶えられた時、トムは
トムとしてでなくディッキーとして生きることを余儀なくされた。自ら犯した罪に
苛まされる人間の哀しみは続く。
もう映画館で観たのは、5年前なので、記憶も遠くかすかなんですが、
とにかく見終わった後の気分が、かなりブルーなったのを覚えています。