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明確なポリシーを持たずに更新していくblogです。まぁほとんど映画鑑賞blog、コメント、トラックバック歓迎です。

リプリー

2004年09月12日 | 前に見た映画
”他人の人生を欲しいと思ったことはありますか”[1999年公開]

けっこうダークな作品でした。「ガタカ」を観て気になったジュード・ローが
出ているということなので、観に行ったのですが、予想以上に重い映画。監督は
「イングリッシュ・ペイシェント」でオスカーに輝いたアンソニー・ミンゲラ監督
金持ちの放蕩息子ディッキー・グリーンリーフにジュード・ロー、彼を連れ戻す
役目の貧乏青年トム・リプリーにマット・デイモン、ディッキーの恋人マージは
グウィネス・パルトロウが演じてました。この作品は1960年にアランドロンが
主演でルネ・クレマン監督の「太陽がいっぱい」のリメイク版です。最近では
タッキーが主演でドラマもやってましたね。

ストーリーは、ニューヨークに住む貧しい青年トムとヨーロッパで恋人と気まま
に豪遊しているディッキー、南イタリアを舞台にこの2人の人生が交わった時、
悲劇のドラマが始まる。物や金には満ち足りているが刺激のない毎日に退屈して
いるディッキーにとって、下層階級のトムは珍しいオモチャそのものだった。
トムを連れセーリングやジャズクラブなど遊びまわるうちにトムはディッキーの
オーラに引き寄せられ自分もディッキーのようになれたらと思いをはせる。トムは
思わぬなりゆきからディッキーを殺してしまい、その願いが叶えられた時、トムは
トムとしてでなくディッキーとして生きることを余儀なくされた。自ら犯した罪に
苛まされる人間の哀しみは続く。

もう映画館で観たのは、5年前なので、記憶も遠くかすかなんですが、
とにかく見終わった後の気分が、かなりブルーなったのを覚えています。

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