あぽまに@らんだむ

日記とか感想とか二次創作とか。

スパイダーマン:ファーフロムホーム(2019年)

2019年06月28日 | MARVEL関係

 

 

 
最速の感想なので、ネタバレを観たくない方は即窓を閉じてください。
観て来たよ!!感想観たいよ!という方のみ、下へスクロール↓↓↓↓して御覧下さい。

 

 

 

 

 
 
 
<スパイダーマン:ファーフロムホーム>
 
 
ミステリオ出て来た時は、本当にお兄ちゃんだし年上だし相談相手だし、
本当に他のヒーロー居なくても大丈夫じゃんと思ってました。
でも、アメコミが詳しい人がネットで「ミステリオはヴィランだけど今回はヒーローなの?」と言っていて、
待ってミステリオのキャラは知らないけど、演じるのがギレンホールだよ?
表と言うか陰のあるキャラと言うか本当にミステリアス俳優1.2を争う人だよ?
ヴィランに寝返る確率50%じゃん!と思いつつハラハラして観てました。
 
 
でも、トニーの遺産の例のオサレサングラスの荷が重いのと、誰も相談出来る大人、唯一父親のような存在だったトニーを失った今、
現実逃避のように高校生活をエンジョイ=女の子とラブラブしたい=生への執着=
いつ死んでもおかしくない危機感みたいなのがあって、もう自分の中がひっちゃかめっちゃかのピーター。
エンドゲームからまだ数ヶ月の状況なら尚更です。気持ちの整理なんて着いて無いですよね。
そんな中、エレメンタルだか何だか分からない怪物を異世界の地球から来たなんて初見のヒーローと協力して倒してくれなんて言われても「無理!」ってなるよ仕方無いよ。
それでも友達の為に無理を押して敵と闘うんだからエライよ。まだ高校生なのに凄いよ。
そんな敵を漸く倒して友達の為に命を懸けてくれたミステリオに心を許してしまう、縋ってしまうのは仕方無い事だと思うし、
そんな子供の心に付け込む遣り方は、普通にヴィランなんだなって思いましたし、軽蔑しましたよ。そうですよ。思った通りでしたよ。
 
ワルテリオでしたよ!!
 
 
流石ギレンホールです。伊達に『ブロークバック・マウンテン』や『ゾディアック』や『プリンス・オブ・ペルシャ』『ナイトクローラー』などのマニアックな映画に出てません。
※褒めてます(笑)あ、『ゾディアック』じゃRDJやラファロとも共演しているのですね。ツワモノ。
そんなギレンホールの演技に観客とピーターと共にすっかり騙されましたよ!ヤラレタ。
然もホログラフ等の最先端の技術を使ってただの人間がヒーローに成り済ますんですよ。
逆に凄い。まあ、敵も味方も全員真っ赤な嘘ばかりでしたけど。酷い。

 
 
何処に行っても深刻なシーンは勿論有ってもつい、笑ってしまうシーンが満載なんですけど、
一緒に鑑賞していた某田舎の映画館内の人達クスリとも笑わないんですよ?
人間としておかしくない?笑っていいと思うのだけど、何で日本人って堪えるんだろう。
外国人が多い回とかは凄く皆笑ってるのに、日本人ばっかだとお通夜みたい。
話題が逸れました。
んで、ズボン下した処を恋のライバルに見られてしまったり、その所為でその恋のライバルをトニーから譲り受けた人工知能を宿した眼鏡「E.D.I.T.H.」で、
危うく抹殺しそうになったり、相思相愛になったMJことミシェルの前で着替えていたら、親友のネッドに見られて誤解されたりと笑いが満載で、凄くほっこりしました。
スパイディの映画はこうじゃなくっちゃ。
 
 
ミステリオがスパイディを嵌めてホログラフのまやかしで殺そうとした時の映像がもう凄過ぎて何かなんだかだったんですが、
結局の処、フューリーも彼が撃たれた事もまやかしだったんですよね。焦った。
然も一回やっつけたのもMJやネッド達の事を聴き出す為のフェイクだったんですよね。
何か本当頭がいい人達がヴィランになるのって怖いと思うシーンでした。
然もスパイディをあんな風に殺そうとするなんて。
 
 
全世界の親達を敵に回したな。
 
 
と思いました。スパイディを子供のように思っているファンは、RDJだけじゃないんです。
エンドゲームの最後の戦闘シーンでは彼を護るようにスーパーママン達が集結したしね。
 
 
そして恋の話になるのですが、ピーターいつの間にそんなにMJが好きになったの?
前作のホムカミではMJはピーターを怪しんでるちょっと変わった女の子のイメージだったんです。
それが今回の冒頭で彼女に近付きたい告白したいキスしたいになってて「???」
何か私、見逃していたのでしょうか。まあ可愛いからいいんですけど。
MJも不器用で素直じゃないのがヒロインらしくなくて新鮮。
最後、スーパーヒーローの彼氏の処に必死になってモーニングスター持って駆け付ける処が個人的に凄く好きです。
護られるだけのヒロインじゃない知恵と勇気の女の子って感じ。
でも、誰でもスパイディに抱き着いてビルの間をひとっ飛びは怖いと思う。
MJが泣き叫んで「二度とやらない」と言ってたの可愛かった。
 
 
ミステリオが自分が撃たせたドローンの流れ弾で死んで人工知能を宿した眼鏡「E.D.I.T.H.」を取り戻せたのですが、
問題が山積み過ぎて今後の事を考えると映画の中の事ながら頭が痛いです。
 
 
1.ミステリオの正体が世界に明かされていない。
2.1.の為、ミステリオはスパイディが殺したと報道されてしまった。
3.その報道でスパイディの正体を勝手に暴露されてしまった。
4.今回出てたニック・フューリーとマリア・ヒルは本人じゃ無かった。
5.上記の二人はキャプテン・マーベルで出ていた変身能力のあるタロスとソレンだった。
6.本物のニック・フューリーは宇宙にいる為、自体の収拾が不明。
7.人工知能を宿した眼鏡「E.D.I.T.H.」が生き残ったヴィラン達にコピーされた可能性がある。
8.メイおばさんとハッピーの関係。
 
 
ノンクレジット画面で2~6が分かるのですが、スパイディの次作が分からない以上、どう収拾付けていくのか全く分からないです。
 
 
そして今回はハッピーが大活躍です。
窮地に立ったピーターが頼ったのがトニーの親友の一人ハッピーだったのがほっこりする。
IMの頃からハッピーはトニーに寄り添い続けたんだよなぁと感慨深いです。
エンドゲームでトニーの娘モーガンに食べたい物を聴いたら「チーズバーガー」と言われ涙ぐむハッピーに胸が締め付けられたものです。
そんなハッピーはトニーにそうしたように、ひたすら見守るんでしょうね。
ニック・フューリーにさえも「彼から電話します」と不敵に笑う処は頼もしかったです。
トニーを支えたように今度はピーターを支えてくれるのでしょう。
 
 
アクションシーンは満載なのですが、とても痛そうで辛いです。
スパイディは幾ら人より丈夫だとしてもスーツは鋼鉄では無いのです。
鉄やブロックや床に叩き付けられるのを観るのは全世界のママとパパには正直きついです。
その所為でヴィランとしては名演技のミステリオが更に悪人感満載になるのですよね。
幾らヴィランとして大義名分があったとしても子供と女性を傷付ける奴は許せません。
ピーターは然も高校生であり、善良な子供なのです。精神的にまだ保護される身です。
身体や正義の心はヒーローとして成熟しつつあってもまだ導く存在が必要なのです。
トニーの遺品は彼を護ろうとする余り、逆に仇にもなってしまうのだよな。辛い。
本来愛情が深過ぎるので、それが回り回って対象を追い詰めてしまう、自分を窮地に立たせてしまう、トニーはそういう事が多かったなと今更ながら思います。
 
 
さて、長くなりそうなので、この辺で止めておきましょう。
エンドゲームの感想は本一冊出てしまいそうな勢いなので、書けそうにも無いです。
最後に二つの事を投げ掛けて終わりにしたいと思います。
此処まで読んで下さって有難うございました。
次回は予定では『ブラック・ウィドウ』ですね。
過去編なので、今回の続きは分かりませんが、アイアンマンの意志を継ぐ者が出そう。
エンドゲームのお葬式に出ていたIM3のハーレイ君か、
意表をついて『ブラックパンサー』の妹シュリちゃんとかどうですか。天才だし勇気あるし。
フェイズ4も楽しみですね!!
 
 
ミステリオ最後のサングラス渡そうとする際、
一瞬「いい奴だったんだ」と騙されそうになった人は挙手。
ミステリオが最初にサングラス掛けてくれた際に、
一瞬「トニーにちょっと似てるかも・・・」と思った人は挙手。
ううう私どっちも挙手ですよ・・・。恐るべしギレンホール!!!
 
 
 
 
 
 
 
 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 皆さ~~ん!うたわれ新作発... | トップ | うたわれるもの ロストフラグ... »
最新の画像もっと見る

MARVEL関係」カテゴリの最新記事