あぽまに@らんだむ

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ハリー・ポッターと死の秘宝part2(2011年)

2016年12月12日 | 映画関係












行って来ました。行って来ましたよ。
勿論前作pat1も観てます。しかし別に3Dじゃなくても全然良かったのになぁ …と思いました。
迫力も必要だったかもしれませんが、この最終章は其処が一番重要な訳じゃなかったので、3Dじゃなくても見せ方や話に全てを注いでくれれば良かった気がしました。
そんな事は言っても、本当に最終章の名に恥じない凄い映画でした。上映中なので、ネタバレは下記にしますが、



おば様方が凄く強くて格好いい。



映画でした。あ、勿論、ハリーも他の生徒も格好良かったですけどね。
私、そのシーンで拍手してしまいました。うん、すっきりすっきり。
既に御覧になった方、若しくは内容は本を読んで知ってるから行くのに迷ってる方、宜しければ続きからどうぞ。
激しくネタバレなので、予めご了承下さい。
大丈夫な方は、下へスクロールして御覧下さい。↓↓↓↓


















<ハリー・ポッターと死の秘宝part2感想>



先ずは軽くお浚い。part1のラストを思い出しましょう。
そう。あのしもべ妖精ドビーが死んでしまい、埋葬した処からです。
思えばpart1は辛くて緊迫した内容でした。この最終章では一件落着なので、少し気持ちが落ち着けて見れます。
しかし問題はまだ残っています。
分霊箱です。
この分霊箱の事は、私も本を読んでいますが、何年も前なので、2つは覚えているのですが、後1つを思い出せません。
そんな事を思っている内にダンブルドアの弟、アバーフォース登場です。



小説では、ダンブルドアの過去が結構詳しく描かれていたのですが、映画ではやはり割愛されてました。
でも、弟であるアバーフォースはオジ様なのに格好いいです。ときめきます。
そしてハリー達は迎えに来たネビルと共にホグワーツに。それがヴォルデモートに気付かれ、決戦の場がホグワーツになってしまいます。
そして闘いの中、ヴォルデモートに惨殺されたスネイプ先生の真意が、漸くハリーに届きます。
でも、それはハリーにとって辛い事実を知らされる事に。
このホグワーツでの闘いが始まる前、マクゴナガル先生が校長になっていたスネイプ先生と決闘するシーンがあるのですが、もう。
格好いい以外の言葉がないです。
いつも冷静で表情の少ないマクゴナガル先生ですが、炎の魔術でスネイプ先生を圧倒し、撃退してしまうんです。
もう、このシーンを観るだけの為に、皆さんに観て欲しいくらい。
後、死喰い人を引き連れ、ヴォルデモートがホグワーツに攻め込む前、先生達が皆で力を合わせ、ホグワーツ全体を大きな魔法障壁で囲うシーンも圧巻です。
もう本当、魔法最高 と叫びたくなりました。
マクゴナガル先生が、石像の巨人兵を出すシーンで「一遍この魔法を使いたかったんですよ」と少女のように、にこっと笑う処も本当チャーミングで、魔法使いや魔女って言うのは、年を取っても少年・少女の心を持ち続けられる人達がなれるものなんじゃないのかなとふと思いました。



そして過酷な戦闘。生徒も先生も不死鳥騎士団の面々も関係なく倒れていきます。
此処等辺、夏休み期間で親子連れが滅茶苦茶ホールに居たのに、この映画には子供が少ない所以なのかなぁと思いました。
大人ばかりでしたし。
そして分霊箱が後残り少なく、大蛇と自分自身が分霊箱だと気付いたハリーはたった一人で迷いの森のヴォルデモートの許に向かいます。
此処で泣くハーマイオニーが本当に可愛い。エマは超美人&ナイススタイルになったよね…。脚ほっそ~い!
此処でハリーの眼前に、ハリーの為に死んでいった人達の霊が現れます。
リリー(ママ)やシリウスやリーマスは分かるけど、スネイプの真摯な愛を知っている私には、ジェームス(パパ)がちょっと印象悪く思ってしまいます。何となくジェームスには「空気読んで」と言いたくなったのは私だけでしょうか、そして決戦!



此処で、分霊箱としてヴォルデモートの一部になっていたハリーは一度死ななくてはなりませんでした。
そうでないとヴォルデモートを完全に殺せないからです。
ハリーが死ねば、残る分霊箱はあの大蛇だけになるからです。
でもハリーは皆の許へ戻らなければならない。其処で重要なのが死の秘宝の一つだったのです。
長い伏線でしたよね…。原作者凄いです。



そして、ハリーは仮死状態で、城に戻るのですが、此処で苛められ、駄目っこだったネビルがやってくれました。
賢者の石ではあんなにチビっ子だった気弱な感じだったネビルがすっかり立派な魔法使いです。感動しました。
ハリーが目覚めて最終決戦へ!此処でも格好いいおば様登場!そう、ロンのママ、ウィーズリー夫人です。
あのネビルのご両親、シリウスを殺したベラトリックスが、ジニーを硬直させたのに激怒して「うちの娘に何するのさ!」と杖を振るい、あの強くて残酷なベラトリックスを木っ端微塵にしてしまうんです。
女は強し。いえ、ママは強しなのでしょうか。



そしてハリーとヴォルデモートの最終一騎打ち。
負けそうになるハリーを助けたのは、
ハーマイオニーとロンを追い詰めた大蛇をその勇気とグリフィンドールの剣で破壊したネビルでした。
大活躍したからルーナには見直して貰えたかな。
そして死の秘宝の一つである最強の杖をもってもヴォルデモートは破れ、長い闘いは終止符が打たれる。感無量でした。



楽しみだった19年後もエピローグ的に有りまして、
ハリー&ジニー、ハーマイオニー&ロン夫婦の子供がホグワーツに向かう列車に乗るために駅に来たシーンになります。
ハリーの息子は、「アルバス・セブルス・ポッター」娘は「リリー・ポッター」らしいです。
アルバスは1年生だったハリーにそっくりで、可愛いです。
少し気が弱そうでハーマイオニー夫婦の娘と恋仲になるといいね。ロンのトコは弟らしい。
ロンにそっくりで、睫毛が光に透けて綺麗。ドラコ・マルフォイも誰かと結婚して、同じホームに居るのが良かったです。
マルフォイ親子は、死喰い人でありながら、親子の絆を捨て切れず、最終決戦を拒否し、生き残った。
最後の最後にハリーに助けられたドラコ。ドラコが生きている事を知り、ハリーが死んだと虚言したドラコのママ、ナルシッサ。
ホグワーツを襲うのに乗り気になれなかったドラコのパパ、ルシウス。
悪役になり切れなかったマルフォイ親子が最後、結構好きになりました。



ハリー・ポッターと賢者の石が2001年上映ですから、丸10年。
スタッフの皆様、俳優の皆様、本当にお疲れ様でした。
私達も関わった方達も、この作品に出会えて本当に幸せだったと思います。
友達と勇気、家族と別れ。
様々な要素が、この「子供向けファンタジー」と分類されがちな作品に全て練り込まれていたと思います。
この死の秘宝part2で最終章にはなりますが、ハリーの物語は永遠に続いていくものだと信じます。
本当に素晴らしい作品でした。
本では描き切れない映像の世界。小説とは違う見せ方は、やはり映画って凄いですよね。



以上です。長々と此処まで読んで下さって有難うございます。また映画レビューしちゃいますね。




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2016年12月12日 5年の時を経て、ハリーの新シリーズ、魔法動物とニュートの物語が始まったり、
大人になったハリー達と子供達の舞台が始まったりと続いているのに感動を覚えます。
嬉しいです。舞台ではハリーとドラコの子供達が親友になっているとの事。感慨深いです。
















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