あぽまに@らんだむ

日記とか感想とか二次創作とか。

CABIN(2012年)

2019年06月20日 | 映画関係

 

 

 

 

 

いつも通り、重大なネタバレを含んでいますので、御覧になっていない方は自己回避をお願い致します。

大丈夫と言う方のみ、お手数ですが下へスクロール↓↓↓↓して御覧下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<CABIN(キャビン)>

 

 

Amazonプライムでいつもおススメされていたのと、Netflixにも紹介されていたので、気になっていました。

何と言ってもMARVEL『アベンジャーズ』のソー役で有名なクリス・ヘムズワースが出ているホラー映画なのです。

B級っぽい気もしましたが、一度は観てみたいと思ってました。2012年のアメリカ映画です。

CABINはそのまま「小屋」の意味なのですが、週末その小屋で大学生5人が仲間と過ごそうとする事が全ての始まりでした。

そんな話なのですが、その予定も彼等の行動も全て監視する組織がいるのです。

5人を役者のように扱い、監視者達の意にそぐわない行動をすると、薬を遣ったりハイテクな機器を使ったりして、

何かをさせようとしていました。しかし、それは不穏な動きでしか無くて・・・・。

 

 

 

 大学生5人は左から、

ホールデン・マクレア =ジェシー・ウィリアムズ(学者)

デイナ・ポーク=クリスティン・コノリー(処女)

カート・ヴォーン=クリス・ヘムズワース(戦士)

ジュールズ・ローデン=アンナ・ハッチソン(娼婦)

マーティ・ミカルスキ=フラン・クランツ(愚者)

役者名の後は、監視者達が彼等をそう呼んで役に仕立てようとしている役名です。

 

クリヘムのカートはアメフト部の彼女大好きリーダータイプ。でも、悪い子では無かったのに、

小屋に来た頃から変な興奮剤か何かを散布されて、自然と粗野な感じに変わって来てしまいます。

 

ヒロインのデイナはおじさん教授と不倫しそうになって結局振られてしまった未だ処女の子。

思慮深く、一途な子なのですが、女友達の彼氏の前なのにパンツのまま歩いていたりするうっかりさん。

 

ジュールズは出掛ける前から金髪にした染料に催淫剤を入れられたらしく、ただの彼氏大好きな子なだけだったのに、

「何かいつもよりエロくない?」と男友達達に言われる程に挑発的な子にされてしまいます。

 

ホールデンは本好きな転校生。ジュールズとカートに誘われて、デイナとくっ付かされそうになっています。

マジックミラーでデイナの更衣を観ていられなくて注意してくれる紳士ないい子。

 

マーティはハッパでラリッてる危なげな子だけど、観てないようで核心に触れる言動が目立つ変わった子。

小屋に来てからの事を思慮深く観察しており、ハッパをやっていたお陰で監視者達の予測不可能な事をやり遂げる。

 

 

やがて彼等は近くの湖で水遊びをして、小屋の中ですっかり寛いでいた処、突然地下の扉が跳ね上がる。

恐れつつも5人は地下へ降りて行き、それぞれが地下にある小物を手に取り、遊び始める。

掌ほどのほら貝を手に取り、吹いて鳴らそうとする者、

古めかしいドレスに掛かっていたペンダントを手に取り、自らの首に掛けようとする者、

突起物が沢山付いた丸い異様なパズルボックスを手に取り、開けようとする者、

木箱のオルゴールを開け、小さなバレリーナが出て来たので、動かそうとする者、

しかし、それはデイナがある少女の日記を読み始めた事で中断されます。

 

肝心な処で古語でしか読めないと分かり、数人が止めるのも関わらず、デイナは禁断の言葉を読み上げてしまいます。

 

 

そう、それは自分達を殺すゾンビ一家を眠りから呼び起こす為の呪文だったのです。

何と言う事でしょう。酷いです。

然もこの監視者達は不謹慎な事に、彼等がどの死に方を選ぶかを各部署ごとに賭博していたのです。

私、ちょっとこれは酷過ぎる。罰当たればいいのにと思いながら観てました。

しかし、まさかこれが

 

本当の事になるとは(笑)

 

監視者達は彼等5人を古き神への生贄として怪物達に惨殺させているというのです。

先ずは催淫剤を増やされ淫靡になり、屋外でカートとイチャイチャしていたジュールズをゾンビ一家が襲い、惨殺します。

命からがら小屋へ逃げて来たカートは仲間達とゾンビ達を迎え撃とうとするが、監視者達に精神を操られて各部屋へ籠城します。

仲の良かった仲間達は一人、また一人とゾンビ一家に惨殺されて行き、ただ一人残ったデイナも湖まで追い詰められてしまいます。

監視者達は此処で酷い事にシャンパンを開けて皆で乾杯を始めます。

皆が酒を注いで飲み騒いでいる後ろのモニターでは大画面でデイナがゾンビに襲われ、泣き叫び瀕死な状態が映っています。

幾ら古の神へ捧げる生贄だとしても、不謹慎です。デイナは苦しんでいるのに、彼等は笑っています。異様な光景です。

 

其処でその場を静寂に引き込むかのように、緊急用の赤い電話が鳴り響きます。

「いえ、処女以外は皆生贄として捧げました」

監視者のリーダーは弁解しますが、恐ろしい事実が聞かされます。

「愚者は生きている」

そう、ハッパ大好きマーティは監視者達の撒き散らすホルモン剤などの薬が効かず、監視カメラや妖しい機器を発見し、

ゾンビ一家が出て来た墓場が最先端のエレベーターに繋がっているのを発見するのです。

 

マーティに助けられたデイナの二人は監視者達のいる地下施設まで降りて行き、

この茶番の現実を目の当たりにして大激怒するのです。

「さぁ。パーティの始まりよ」

 

 

 

此処まで読んで気になった方は是非、AmazonプライムもNetflixも契約者なら無料で鑑賞出来るので、御覧下さい。

B級なんて言う無かれ!私はとっても楽しめました。

最後にデイナが言う台詞がとても印象的で、同じ状況なら私も同じ選択をした事でしょう。

こんな残酷無比な事を繰り返すのなら、人間なんて滅んでしまえばいいという事だと私は捉えました。

パズルボックスを持った黒目がちの悪魔みたいなイケメンがとても気になりましたが、

確かに半魚人に殺されるのはイヤだなあと私は思いました。

 

あ。イケメン悪魔の画像見付けました。

 

カートが確かこのパズルボックスをクリクリ動かして解こうとしていたんだけど、難しかったのか駄目だったみたいです。

顔に円盤の刃が三つも食い込んでいるのに平然としていますが、身体中にも切り傷があります。痛そう。

デイナは彼とパズルボックス、そして背後には顔が全て歯だらけの口しかないバレリーナの少女がいるので、

「選ばせたのね・・・私達に・・・どう死ぬかを・・・・むきぃぃぃっぃいぃぃいいいぃぃぃぃ!」

と狂気的に憤慨するのです。それが、「パーティの始まりよ」に繋がるのです。

まるでゲームのように友達をあんな方法で惨殺されて、デイナの気持ちは最もです。同じ目に遭わせてやりたいわ。

 

 

如何でしょうか。

観た方は間違って無かったですか?お浚いして下さい(笑)

観て無い方は、私は簡単な紹介、粗筋のみなので、是非衝撃のパーティの内容とラストを御覧下さい。

ご覧になる方によっては、クリヘムの無駄遣いとか脳筋扱いとかそれぞれの思惑はあるでしょうが、

ソーの頃にこの映画も公開されているので、彼も楽しんでやっていたのではないでしょうか。

 

 

 

余談ですが、実は監視者は各国に支部があって、各国が失敗。残りは日本とアメリカだけだったらしいです。

日本は京都で妖怪は「長い髪」「白い服」「宙に浮いている」「相手は小学生の女の子達」なので、

推測としては「ひきこさん」かなと思うのですが、途中、毎回5人の生贄を捧げ失敗無しの日本が、

女子小学生みなの「かごめかごめ」と「ひきこさんの下の鏡」の配置で小さな蛙に封印してしまってました。

・・・・?本当に「ひきこさん」なのかな?と疑問ですが、安心して万歳している子達に、

アメリカの監視者達は「F〇CK!」と一人ずつ言ってましたから、罰が当たったんですよね。当たって仕方無い。

 

 

また、ラスボスに超豪華女優が出演して怪演してくれてますので、其処も要チェックですよ!!

此処まで読んで下さって有難うございます。私的には★★★★☆です。

最後の☆は監視者達の居る施設が死にそうな若者二人に簡単に侵入され、

恐ろしい〇〇達が「え?」なくらい簡単な方法で管理されていたからかな。

それじゃあパーティされても仕方無いよね。パーティボタンがあるのもおかしい。

・・・な感じです。では、お時間がある時にお楽しみください。

私はケーブルテレビで偶然観たのですが、一気に観てしまいました。最後まで目が離せない!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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