エンジェルワード

ドリーン・バーチューと、その息子グラント・バーチューのよる「エンジェルワード」という本に興味深い話が載っていました。

ポッドキャスト（インターネットを介した音声配信）を作っていたとき、言葉の響きがグラフとなって表現されるソフトで、「天使（angel）」という言葉を発すると、波形がまるで天使が大きく翼を広げたような形になったというのです。

そこで、バーチュー親子はいろいろな言葉を調べてみました。すると……

ポジティブな言葉、そして響きが心地良い言葉は、ネガティブな言葉と比べると、グラフにしたときの波形が、はるかに大きく広がる

という結果がでたそうです。

確かに、そこに載っている様々な言葉のグラフを見てみると、ネガティブな言葉や、ネガティブな意味合いで発した言葉は、概して縮こまった形をしています。

驚きました！一目瞭然とはこのことだと思いましたよ！

（例にでているのは、すべて英語ですが、きっと日本語でもネガティブワードは縮こまっていることでしょう）



日本では言霊（ことだま）といって、言葉に宿る不思議な力を意識する考え方がありますが、この本は視覚的にそのことを裏づけた観があります。

現代はこの言霊の概念がとても軽んじられている世の中だと思います。だから、こんなにも混乱した状況になったのかもしれませんね。



ところで、あなたは日々自分に対してどのような言葉を投げかけていますか？

まさか、『もう、ダメだ！』とか、『ああっ、疲れた！』とかネガティブな言葉を連発しているなんてことはないでしょうね！？

こういう言葉を年中、自分自身に聞かせていては、益々ダメになり、益々疲れていくことになりそうです。

つまり、こういう時こそポジティブな言葉を使って表現するのが良さそうです。

例えば、『打開策はある』とか、『健康でありたい』とか、ポジティブな言葉を用いた表現を使ってみてはどうでしょうか。

無理せず、自分が受け入れることができる範囲内で。

無意識に、習慣的に、自分に投げかけている言葉をポジティブにしようとする努力は、きっと自分自身を大きく良い方向へと向かわせることになるかもしれません！



最後に、その本に載っていた「高いエネルギーのポジティブな言葉」をいくつか紹介しますね

Attractive（魅力的）　　Beautiful（美しい）　　Blessing（祝福）　　Bright（明るい）

Compassion（思いやり）　　Fun（楽しい）　　Happy（幸せ）　　Healthy（健やか）

Hilarious（愉快）　　Joy（喜び）　　Light（光）　　Love（愛）　　Lucky（幸運）

　Photo by ミントBlue