「観念的なものを手放す必要があります」
と、そこで目が覚めました。
夢を見ていて最後にこのような場面に移り変わりました。
目覚める間際の夢というのは、今までの経験上、メッセージ性の高いものが多いと分かっていましたので、これはガイドからのメッセージではないかと思いました。
なにしろ、このところヘミシンクのことを考えていましたから。
できたらガイドの姿をハッキリ、クッキリ見たいな~って。
それでメッセージをくれたのかもしれません。
“観念的なものを手放す必要がある”か~。
もう少し頭を柔軟にしてヘミシンクに取り組んでみたいなと思いました。
ヘミシンクに関しては、危険だ、いや、そうじゃないなどの意見がありますが、私が現時点で思うのは、「はさみ」が危険かどうかという話と似ていると思いました。
「はさみ」は正しく使うことによって大変便利なものですが、使い方を誤れば危険なものとなります。
ヘミシンクの場合、具体的に言うと、とても気分の浮き沈みの激しい方や、自分を責める傾向がある方はやらない方が良いと思います。
「自分を責める」ということを例にとると、これは一種の自分に対するエネルギー的暴力ですから。
非暴力は大切ですよね。人に対してだけでなく自分に対しても。
ヘミシンクで知覚が敏感になるとその衝撃がよりリアルにやって来ると考えられます。
だから、これはヘミシンクをやらないからそういう感情を持っていて良いという話ではありません。
エネルギーは目に見えないからといって軽く扱ってはいけないものなのですね。
ところで、私がヘミシンクを始めたのは守護霊(外国ではガイドと呼ばれる存在)の計らいによるものではないかと感じています。
自分の中にある大きなネガティブな感情に気づくようにと。
その感情を持つとき、私の意識は子供の意識になってしまうため自覚するのが難しくなっていたのです。
長年、負の感情を抱いていると、やがて肉体にまで影響を及ぼします。
このまま行くと、その負の感情が肉体レベルに病気として出てしまう、その前に気づくようにしないといけないと守護霊は考えたのでしょうね。
ちょっと危険があっても、背に腹は代えられない状態だったのだと思います。
ある時、自分自身にとても腹を立ててしまったことがありました。
これは自分を守ってくれるバリアを自分で壊してしまう行いです。悪い霊の影響を受けやすくなります。
それで私は一時、窮地に陥りました。眠れなくなり、全く食べ物も受け付けなくなってしまったのです。
食べ物を受け付けなくなった状態をもう少し詳しく書くと、風邪をひいたときなどに食欲がなくなるという次元ではなく、食べること事態が鬱陶しく感じられる状態になってしまったのです。
テレビの料理番組で、料理を見た出演者が口々に「おいしそう!」と言っている場面を見ても私にはその感覚が理解できませんでした。これは完全に異常だ!!とそのとき自覚しました。このままでは死んでしまう……。
まったく食べたくはなかったのですが、食べないと体力が落ちてしまうことは明白です。無理やり食物を口に押し込むかたちで少しでも食べようとしました。
そのような努力をすることと同時に自分を救ってくれるものを探しました。しかし、なかなかこれというものは見つかりませんでした。
そんなときです。以前から存在を知っていたサイババ様にお願いしてみようと思ったのは。
今まで人のことで祈ったことはありましたが、自分のことで祈ったことはありませんでした。
この窮地は、もう自分の力ではどうしようもないとわかりましたから必死でお祈りしました。
すると一日一日と少しずつですが、状態が良くなってきたのです。眠れるようになり、食欲も戻ってきました。
そのような理由からサイババのお話が載っているサイトを熱心に見るようになりました。そこで知ったガヤトリーマントラも唱えるようになりました。(この経緯に関しては「守護霊の導きを感じた日」にも書いてあります)
自分のネガティブな感情の解消にも取り掛かりました。
主に親に対するものでしたが、これは江原啓之さんの言っている内観が効きました。
自分が生まれた時点から年齢を区切って、そのとき親は何をしてくれたか、逆に自分はどんなお返しをしたかなど一つ一つ検証していくのです。
母親は自分のために料理、洗濯、掃除を来る日も来る日もしてくれた、父親は家族を養うために、これまた来る日も来る日も仕事をしてくれたのだと改めて自覚することになります。
確かに言動の悪い部分はありましたし、それが私に悪い影響を与えたことも事実ですが、来る日も来る日も私のためにやってきてくれたことを考えると、悪い部分は氷山の一角であったのだと理解できました。
ヘミシンクを始める
↓
感情的爆発により窮地に陥る
↓
サイババのお話を読むようになる
↓
3.11の震災が起こる
私にとっては、すべてが複雑にからまっているように感じます。
何が言いたいのかというと、誰にでも守護霊、ガイドはついているということ。
そして、その人が本当の意味で幸せになるように導いてくれているということです。
ガイドの存在を意識するかどうかで、その人の生き方も大きく違ってくると思います。
この文章を読まれた方は、もしかすると、あなたのガイドさんからのメッセージを受け取ったのかもしれませんね!?
『あなたには、私たちがついていますよ!』というメッセージを。
Photo by ミントBlue