よく考えてもわからないのです。
いったいどうしてなのかと追究していって少しわかったことがありました。
それは世の価値観と私の価値観に開きがあって、それをストレートに表現してしまうと誤解を与えて疎まれてしまうという恐れから、あえてわからなくしていたのではないかということ。
実際のところ誰もが別々の価値観を持ち、別々の世界に住んでいるのだと思いますが、さほど開きを感じなければ適当にお茶を濁して過ごしているのかもしれません。
私は自分の思いを率直に話せるような環境に育っていません。
だから自分の思いを吐露するのは非常に抵抗があるのです。
そのため無意識のうちにそこを飛び越えて、自分の価値観を修正しようとしていたことに気がつきました。
ですが、それを修正しようとすることは、自分が見聞きして判断したことをすべて否定することになるのです。
おぼろげながら、そういったことを感じ取って、私はそんな本音を見ないようにしていた自分のことを嫌いになったのかもしれません。
自分の価値観は大切にしないといけない、それは自分の感じた本音でつくられたものだから、今はそう思います。
それにその価値観を人に押し付けようと考えているわけでもありませんしね。
そんなふうに気持ちが変化して、自分のことをちょっと好きになれた感じがしました。
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