それは『お人好しの罠』(伊達一啓 著)という本を読んだからなのですが、
先日、書棚にその本を見つけて、またパラッと見てみました。
そこの帯には、こんなことが書いてありました。
「いい人」は、実は「どうでもいい人」
裏を見てみると、
悪人に温情は通じない
毒親が子どもをお人好しにする
などという言葉が並んでいました。(他にも色々ありましたが…)
最初に読んだときは、その内容の強烈さにただただ面食らっていました。
ですが、今またその本を見たとき、そこには特に毒親に育てられた者が認識しないといけない内容があると感じたのです。
それで再び、『お人好しを廃業する10のルール』という項目を中心に読んでみたいと思いました。
人の性格をはかるメーターがあるとしたら、毒親育ちの人間はその針が「お人好し」の方向に、ことによったら振り切れているのかもしれません。
それをバランスのとれた状態に戻すという意味で、この本は役に立つと感じたのです。
あくまでもバランスのとれた人間になるというのが目的で、対極の意地悪な人間になるのが目的ではありません。
毒親育ちの人の精神や身体が悪いという状態は、「お人好し」の方向に針が振り切れてしまって起こっているのかもしれません。
親の犠牲になる生活を強いられていると、他の人からの不当な扱いにも鈍感になり、自分自身が苦しんでいるのにそれは一番後回しになってしまうのです。
親の毒が徐々に抜けてきて初めてそのことに気がつきました。
針が振り切れたような「お人好し」状態のとき、エナジーバンパイアなどが付け入ります。
だから針を正常な状態に戻して健康なオーラをまとうようにしないといけないと思いました。
最新の画像もっと見る
最近の「日記」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事