私は今でも、昔、家の庭で望遠鏡を操って木星を見たことを思い出します。
その姿には、あの特徴的な“しましま”がありました。
そばには周回軌道をまわる他の衛星と比べると大きくて分かりやすい、ガリレオ衛星も確認できました。
知識としては知っていた姿だけど、それを目の当たりにして感じたのは、音のない宇宙の荘厳なシンフォニーみたいなものでした。
上手く説明できないのですが、今考えてみると、静寂のなかに浮かび上がったその姿を直に見ることで、『この美しいバランスのとれた姿はあなたの中にもある。だってあなたも宇宙の一部なのだから』という囁きを受け取っていたのかもしれません。
月を望遠鏡で見たときなどは、このような神秘的な気持ちにまでなりませんでした。
やはり木星は太陽系の惑星の中で最も大きい星だから、人の感情にうったえる力も大きいのかもしれません。
ふと思い出した、木星を見たときの神秘的な感覚を綴ってみました。
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