するとそこにこんな内容の記述がありました。
著者のクライアントで拒食症の人の話なのですが、その人は食事をしていると、自分を貶めるような批判の声が頭に聞こえてくるのだとか。
そこで、聞こえてくるという文言を表現してテープに録音するよう著者は提案しました。
そうしたところ、批判していた声の効果が本質的に消えてしまったそうです。
また、こんな記述もありました。
第一次湾岸戦争のときに拘束され虐待を受けたテレビ局の特派員は、悪夢やフラッシュバックに悩んでいました。
しかし自らの体験を本にしたところ、それから解放されたということです。
著者はこれらのことからヒントを得たそうです。
自分を苦しめるものがある場合、外に出しましょう。
書き出すことでもいいし、テープに録音してみるのでもいいでしょう。
あるいは(芸術作品など)何らかの形で外に出すようにするといいのです。
ふ~ん。なるほど! 私はブログを書いているわけですが、それで色々な問題を解決や軽減できたのかもしれないと思いました。
そんな効果があるとは知らずにブログを書いていたのか~。
そういえば文章にすると、もう覚えていなくてもいいと思うのか、記憶から消えていくようです。
それでも覚えているものは、相当根深いと言えるのかもしれません。
良いことって直ぐ忘れてしまうのにね。
でも、それも書くことで留めることができます。
表現するのって大切なのかもしれませんね。
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