催眠をかける内容なのかと何となく思っていたのですが、そうではなくて、催眠は誰もがすでにかかっているから、それを解いて無意識さんに任せられる状態にしましょうという本だったのです。
ダブルバインド(二重拘束)という相矛盾した命令をされることで人は催眠状態になってしまうそうです。
そう考えると、今まで親からどれほど催眠にかけられていることやらと思いました。
苦しい困った状態というのは、往々にしてこのダブルバインドによって陥った状態なのかもしれません。
意志の力でそこから抜け出ようとしても失敗するそうです。
それは意識することで催眠状態を存続させてしまうからのようです。
これを読んで、今まで何とかしようと思っても上手くいかなかったことの謎が解けた気がしました。
無意識さんのやることは美しいそうです。
それに比べて人間の意識は実にチッポケなものなのかもしれないと思いました。
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