本当の敵は自分の中に

人生は楽しいこと苦しいこと様々な出来事の積み重ねでできています。

でもどういうわけか、過ぎた昔の悲しい面ばかりが思い出されて心が押しつぶされそうになるときがあります。

ここのところそんな気分になることが度々ありました。

いつもとは違う意識に乗っ取られたかのように。


つい半日ぐらい前のことです。ありえないほどの不安定な気分におそわれた私は天使に助けを求めようと思い立ちました。

（天使は自由意志を尊重するので、こちらからお願いしなくてなりません）

すると次のような考えが浮かんできたのです。

自分の心を揺さぶる本当の敵は自分の心の中にある。

人はその手ごわい敵と対峙することを回避しようとして色々な物事（人付き合い、趣味、食べること、etc.　実にさまざまなこと）に逃げ込む。

気を紛らわす手段が不意になくなったとき、真っ向から対峙しなくてはならない状況に追い込まれる。

でもそんなときは、その敵を見つめて光を当ててあげることで心の平和が訪れるのではないだろうか？（光の前にその敵は消えるということ？）

で、そのように光を送ってみました。

そうしたら気分がスーッと安定してきて、いつもの平穏な心持ちになれました！

いえ、それどころか幸せな気持ちにまでなったのです。（信じられない！）

もちろん、天使にはお礼を言いましたよ。


本当の敵は自分の中にあるか……。

だから、気を紛らわすことはできても、逃げおおせるものではないのでしょうね。


それにしても、人はなぜその存在を必要以上に恐れるのでしょう？

光を当てたら消えてしまうような存在なのに……。

もしかすると、その前の段階、自分の感情に出合うことが辛いのかもしれません。

や～っ、確かに辛かったですよ！！

でも今は嘘のように消えてしまいました。

とりあえず、めでたしめでたしです。