その出来事が起こったのは、今から随分前のことです。
ある日の朝、まさに目覚めようとしている意識のなかで声を聞きました。
「○○ちゃん」という私を呼ぶ声を。
家族に呼ばれたのかと思い、瞬間「はい!」と返事をしたのですが、はっきり目が覚めてみれば、家族の声でないとわかりました。
呼びかけてきた声はとても美しく、心がとろけるような響きでした。
澄んだ晴れやかな声、優しくうっとりするような呼びかけ方は、私が思うところの『完璧』を形にしたものと言っても過言ではありませんでした。
さらに、なんと言っても圧倒されたのは、名前を呼ぶときに込められた《《愛》》でした。
名前の最初から最後の言葉まで(「ちゃん」に至るまで)、いっぱいの愛を込めて呼んでくれたのです。
声質といい、呼びかけ方といい、私の思う理想そのものでした。
不思議なことが起こるのは、たいてい目覚めるちょっと手前のことが多く、明らかに夢を見ている状態とは違います。
一体全体、あの声はなんだったのだろう? まるで天使のようだったけれど。(ちなみに声は若々しい男性のものでした)
単なる幻だと片付けられなかったのは、心溶かされるような、かつて味わったことのない素晴らしいインパクトを私に与えたからです。
一瞬の出来事だったのに、一生忘れられないような《《愛》》に満ちたインパクトでした。
ガーディアン・エンジェル(守護天使)? ハイヤーセルフ? と、その存在について考えてみるのですが、はっきりとしたことは分かりません。どちらかと言えば、ハイヤーセルフかな?!と思ったぐらいでした。
Photo by ミントBlue
ところで最近、このエピソードのことを思い出して、このブログに書いてみたくなったわけですが、ハイヤーセルフについての理解が曖昧だったので、ネットで調べてみました。
ハイヤーセルフというのは、内なる神、真我などのことを指しているようです。
「内なる神」……。 あっ!!
そのとき私はサイババの御言葉を思い出しました。神を表す言葉で最も近いものは「愛」ですという内容を。
私の前に現れたのは、まさに「愛」の存在でした。つまり「内なる神」ということになると気がついたのです。
いつも、ハイヤーセルフがどうのこうの、真我がどうのこうのと書いてあるのを読んでも、私にはさっぱりわからないわ~と思っていました。でも、もうすでに意識的に接触していたとは……。
それにしても、ハイヤーセルフ、高次の自分という存在は美しすぎる!!
『何それ?』と思わないでください。これは私に限った話ではありません。
皆さんのハイヤーセルフも心をとろかすほど素晴らしい存在だということなのですから!!
そして、もう一つ気がついたことがあります。
音楽や、芸術作品などで、素晴らしい!と感激するのは、断片的かもしれませんが、真我を思い起こすからではないかということです。
それは、心の深~~いところでは、真我とのつながりを感じているからなのかもしれません。
私たちは真我の意識から遠く離れて、現世の中で迷子になっているのかもしれませんね。
私に呼びかけた声は、真の自分に気づいて早く戻っておいでという意味だったのでしょうか?
(一説によると、個々の魂がしかるべき場所に戻るためにも、いつまでも現世に意識がとらわれている状態はまずいらしいのです)
アセンションが囁かれている今の時期、まさに私たちはターニングポイントにいるのかもしれません。
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