クロノグラフの針がズレてしまう原因はいくつかありますが、簡単な修正方法で治る場合もあります。クロノ針がズレる原因と対処法をまとめました。
時計修理ナビ時計修理ブログクロノグラフがズレる原因と修正方法
原因をつきとめる
単刀直入に0位置修正の方法を知りたい方は『0位置(ゼロイチ)がズレる原因と修正方法』をご覧ください。
まず、クロノグラフの状態を確認する
通常、クロノグラフの針は12時位置を指しているのが正常です。
この記事をご覧の方は、クロノ針が12時位置以外の所を指していて困っている状態かと思います。
まずはクロノ針の状態を確認する必要があります。クロノグラフをスタート→ストップ→リセットをしてみて下さい。
クロノグラフの状態確認方法
同じ状況を再現するために、クロノ針がズレたテクノスの腕時計で解説します。
まずは針のスタート地点を覚えておきましょう。リューズは引っ張らずに押し込んだままにしてください。
Aボタンを押してスタートバンドからバネ棒を取り外した様子10秒程針が進んだら、もう一度Aボタンを押してストップさせるバンドからバネ棒を取り外した様子Bボタンを押してリセットするバンドからバネ棒を取り外した様子針の位置を確認してくださいバンドからバネ棒を取り外した様子
同じ位置にまた戻る場合=0位置(ゼロイチ)がズレている可能性があります。
0位置(ゼロイチ)がズレる原因と修正方法
バンドからバネ棒を取り外した様子
毎回ランダムな位置に戻る場合=クロノ針がゆるい可能性があります。
クロノ針がゆるくなる原因と対処法
0位置(ゼロイチ)がズレる原因と修正方法
0位置がずれている場合、そもそもクロノグラフのスタート地点がずれているためリセットをしても正常な位置に針が戻りません。0位置修正を行う事で直すことが出来ます。
基本的に0位置修正が出来るのは電池式(クォーツ式)の時計です。機械式時計のクロノグラフ針のズレは下記のリンクをご覧ください。
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