広島との交流戦。マリンはカープファンのおかげで満員御礼の大盛況となりました。3塁側は真っ赤に染まり、1塁側にも侵食。この日のマリーンズは黒ユニだったこともあり、今日はビジター?と錯覚しかねない球場の色彩でした。
マリーンズの先発は土肥。4回まででいいから何とかもってくれ・・・と祈る気持ちでしたが、1回表にいきなり2失点。ボール先行でなかなか厳しいピッチング。立ち上がりから、カープ打線に圧倒的な力量差を見せつけられました。しかし、その裏に同点に追いつき、3回裏には清田の内野ゴロの間に泥臭く勝ち越し。4回、5回と抑えれば流れが来そうなところで同点に追いつかれ、逆転され・・・。
ブルペン陣が試合が決まってしまう寸前で踏みとどまり、3-5で試合後半に入ります。カープの先発ピッチャーの九里が100球を超える6回裏、ここでチャンスがくるのではないかと見ていたところ、先頭打者の角中がスリーベース! その後ツーアウトになり、やっぱりね〜と思っていたところで下位打線がつながって一挙4得点! 7-5と逆転してしまいました。カープファンのブログを見ると、九里というピッチャーは前回の登板でも100球を超えたところで崩れたとのこと。緒方監督の采配ミスだという意見が書き綴られていました。翌日のスポーツ紙でも、監督自身のコメントとしてピッチャーの代えどきが遅かったという反省の弁が述べられていましたので、そうなのでしょう。
試合はこのまま終了し、マリーンズの勝利。大熱戦でした。今シーズン、マリンで観戦した試合は4戦4勝となりました。
しかしカープは強かった。まず、選手の体格が違いますね。打者は微妙なコースはカットして粘り、打てる球がきたらしっかりフルスイング。今年の西武打線に通じるものを感じました。見習いたいものです。