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【日本観賞魚フェアー/ディスカスコンテスト2016の審査基準】

2016年04月02日 03時25分49秒 | ディスカス事業部

ディスカスコンテスト2016の審査に於いて見るポイントと其々の基準をお知らせいたします。


【トータルバランス】
見た瞬間にひきつけるものを持っており魚のアピール度が高いものを良しとする。

【サイズ】大きければ良しという訳ではないが同等グレードのものと比較したときは、より大きな個体を高評価とする。但し、ヤング部門に関しては年齢を考慮し、生後1年で12cm前後を基本として成長具合の良否で判断する。

【体形】
真円に近く丸みを見せながらやや体高があるものを良しとし、各ヒレとのバランスも考慮する。
背ビレ付け根から口先にかけて頭部が寸詰りにならず綺麗なラウンドを見せるもの、口先から腹ビレにかけても胸がせり出さず綺麗に曲線を描き、上下のバランスも対称に近いものを良しとする。

【目】
ボディサイズに対して大きすぎず小さすぎず生き生きとした主張のあるもので、真紅に染まるものを良しとする。

【各ヒレ】
欠損がなく背ビレ、尻ビレ共に上下に大きくせり出しているものを良しとする。腹ビレも長く曲がりのないものを良しとし、尾鰭は扇状で尾筒の太さもしっかりとしたものを良しとする。

【色】
光沢があり品種に準じた発色をするものを良しとする。張り艶があるものが良い。

【色彩パターン】
メリハリがあり品種に準じたパターンを表現しているものを良しとする。

【ワイルド部門に関する補足】
ワイルド種は個体のグレードも重要だが、それよりも各ヒレ、バーチカル、鱗、などの欠点がなく1~2年と長く飼い込まれたものを良しとする。

【ヤング部門に関する補足】
生後1年未満のヤング個体らしく、仕上がりを見せず幼さを残すものを良しとして更に1年後に期待を持たせるものを良しとする。



以上となりますが、特に【トータルバランス】は最も重要度が高い項目になります。

個体の良否を判定する際にはファーストインスピレーションの割合が最も高いということです。

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