「第一回 東アジア観賞魚カンファレンス」 in 北京 （後編）

私的事情で少し間が空いてしまいましたが、「第一回　東アジア観賞魚カンファレンス」 in 北京（後編）をお届けいたしますので、どうぞご覧くださいませ。


北京入り2日目、いよいよ4カ国交流会当日です。朝10時に宿泊先のホテルを出発し、会場となる5つ星の高級ホテルへと向かい、到着後は通訳の方との打合せから始まりました。



右から2番目の女性が今回通訳をしてくださる方で日本語での会話は問題ないのですが、アクア業界専門用語には困った様子でした。
そこのあなた！カメラをいたずらしている場合じゃないですよ！




不安は残しつつも何とかなるだろうと、通訳の方との打合せは2時間ほどで終了しました。




打合せ終了後は昼食の間へと案内され、その豪華さに我我4人はちょっと引き気味・・・




昼食は4カ国メンバーの他、テレビ局の司会者、アクア関連の雑誌社の方々、アクア用品メーカーの方々と和やかに行われました。




昼食後はいよいよ会場入りです。北京市水産技術庁が会場を用意してくださったようです！




会場内にはテレビカメも入り、中国のホビースト、アクア業界雑誌社、北京市役所の職員、メーカー各社などなど総勢100人ほどが集まっておられました。




テレビ局アナウンサーの若い二人の進行で始まりました。




北京市水産学会　理事長　殷　守仁 氏
鯉や金魚を含むSHOPの近況や水の管理や今後のあり方などを話されたようです。北京市の水質向上や予算などについても話されていました。




続いて日本代表　トップバッターAn aquarium 代表 志藤 範行 氏
小型水草水槽の作り方とアピストについて。
六本木スカイアクアで展示された自信の作品画像を使って製作過程を解説。他アピストについて詳しく解説されました。




日本の2番手はB-HOUSE 代表　倉津 正敏 氏
ワイルドディスカスの産地と環境の違い。環境を知ることの重要性。ディスカスのデザインの基本と色揚げを極度に使用しない個体の本来の色の変化について。後は作品紹介。　　　日本でもあまり話して無いとてもレアな内容の解説をされました。私自信もとても参考になりました。
そして何よりも倉津氏のスーツにネクタイは必見です！




日本の3番手は私、AQUA MEISTER 代表　芦田 昌浩が、私の青系ディスカス、ヘッケルクロスなどの作品紹介と、今後中国にも普及してくるであろう大規模なレイアウト水槽の製作過程と設計、メンテナンスなどについてを解説しました。
私は事前に説明文を2通用意しておいたのですが、2通とも通訳の方に渡してしまい戸惑いながらの解説だったのですが、通訳の方がうまくまとめてくださり一安心でした。




日本代表ラストを飾るのはThe AMAZON Thuch 代表　小野田 啓右 氏
WB,SABBYの採集風景と水中映像の紹介。初公開の映像でアロワナがイルカのように集団でジャンプする映像など初公開映像を公開されました。私自身も初めて見る映像に釘付けになりました。




台湾代表　万沃水族 代表　李 尚親(Lee Shang Chin) 氏
ワイルドディスカスの分布と分類について詳しく解説されました。分類に関しては新たな発想を説いておられました。




韓国代表　AQUA PRO 代表　Yoon-Tae Bang 氏
韓国のディスカス情勢について解説されました。




中国代表　方舟水族 代表　李 愛民 氏
中国語の通訳がされませんでしたので内容は良く分かりませんが、締めの挨拶と今後の発展などをお話されたようです。




中央の方は張氏。日本の大学を卒業し、日本の麦飯石溶液で有名なフレックスというアクアメーカーで暫く営業マンとして就労後、中国フレックスを立ち上げられた方で今回の我々の通訳を補ってくださいました。ありがとうございました。



講演会が終わり、私達はホテルの前に用意されたNISSANのマイクロバスに乗り込み夕食へと招待されました。どんな所かと繁華街を駆け抜ける車中から外を見る。マイクロバスは門番のいる所を入り何処へ行くのやらと不安な思いもつかの間で約１分後には西洋風な真っ白い建物の入り口にバスが停車。中へと招待されロビー中央扉を開けるとご覧の通り。直径１０メートル以上ありそうな大円卓。中央にはバラの花びらと生花が飾られている。この建物には他の部屋はなく、完全に貸しきられたスペース。
ここは北京市の迎賓館。北京市の水産技術庁理事である殷さんが講演会場やこの場所を提供してくださったようだ。料理の味は日本人向けで最高！ご馳走様でした。




その後は宿泊先のホテルまで送ってもらい無事メインの1日が終了しました。



翌日は日本へと帰国する日でしたが観光などしてる暇もなくテレビでよく見る天安門前を通り北京空港へ。




無事チェックインしいざ日本へ3時間25分の空の旅。私は終始熟睡でした。




最後に
今回の交流会は中国、台湾、韓国、日本が熱帯魚という趣味を通じて政治も文化も歴史も関係なく楽しく交流出来たという事に大きな意味が合ったように思います。今後も各国の発展に繋がるよう交流を続けていければ良いと思います。今回お世話になった各国の方々、ほんとうにありがとうございました。またいつかお会いできる日を楽しみにしています。
日本メンバーの皆様、お疲れ様でした。今後とも宜しくお願い致します。

ディスカス事業部臨時休業及び発送業務臨時休業のお知らせ。

有限会社アクアマイスター/ディスカス事業部は出張業務のため3月27日（土曜日）は臨時休業とさせていただきます。

3月26日（金曜日）～3月28日（日曜日）までの3日間はすべての発送業務を臨時休業とさせていただきます。

日頃、ご利用いただいている皆様にはたいへんご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解ご了承の程、宜しくお願い申し上げます。


Blue-Very 7♂　生後1年8ヶ月

「第一回 東アジア観賞魚カンファレンス」 in 北京 （前編）

3月19日～21日に中国の北京にて「第一回　東アジア観賞魚カンファレンス」が行われました。遅ればせながらのレポートとなりますが、どうぞご覧ください。


日本からの参加メンバーは小野田 啓右氏(The Amazon Thuch)・倉津 正敏氏(B-HOUSE)・志藤 範行氏(An aquarium)・そして私、芦田 昌浩(Aqua Meister)の4名です。



19日am8:30に成田空港で待ち合わせし、いよいよ出発です。成田空港から北京空港までは4時間20分の空の旅となります。
左から倉津氏、私、志藤氏　(撮影：小野田氏)




飛行機に搭乗中、暇を持て余した私は映画『マイレージ マイライフ』を観た後、機内食を食べ、更にはビールを飲みつつ、その後はいつものように爆睡・・気が付いたら北京空港でした。
いつでも、どこでも爆睡できるのは私の特技の一つです。(笑)



北京空港にて記念撮影。
左から小野田氏、倉津氏、志藤氏　(撮影：芦田)




北京空港で台湾のLEE氏(万沃水族)と合流。
空港には中国の李氏(方舟水族)とそのお客さんの于氏が車で迎えに来てくれていて車2台に分乗し、高速道路を使っていざ宿泊先のホテルへ。



ホテルに到着！中国語で酒店はホテルの意味です。(撮影：芦田)



ホテルの部屋の窓から撮影。曇ったように見えるのはもの凄い量の黄砂です。(撮影：芦田)





ホテルにチェックイン後、ロビーにて韓国のBang氏(AQUApro)他、韓国ホビースト3名と合流し、休む間もなく李氏のショップ「方舟水族」へ向いました。
方舟水族までは私達の宿泊するホテルから徒歩にて、町並みを観察しながら10分ほどで到着です。方舟水族の辺り一帯は熱帯魚専門店、金魚専門店、鯉専門店、爬虫類専門店が多数軒を連ねています。



ショップ街入り口にて記念撮影。(撮影：小野田氏)




ショップ街入り口を入ってからはどんなショップなんだろう？と色々想像しているうちに久しぶりにワクワクしてきました。目新しい街並み景色も手伝ってとても新鮮な気持ちです。
入り口から100ｍほどで李氏のショップ「方舟水族」に到着です。


水草レイアウト水槽。(撮影：倉津氏)


水草レイアウト水槽。(撮影：倉津氏)


左から李氏の奥様、志藤氏、私、LEE氏。(撮影：小野田氏)




まずは店内に入ると器具売り場、水草売り場があり、レイアウト水槽も展示されています。
どの水槽も水もきれいで、しっかり管理されています。器具類は日本ほどの種類はありませんが、充実した内容で日本でもお馴染みの商品も数多くありました。


更に奥へ進むと熱帯魚生体売り場です。



倉津氏、熱く英語で説明しています。(撮影：小野田氏)


私は英語も中国語も理解できず、しばし・・・？？？(撮影：小野田氏)


ソロモンのペア。上物です！（撮影：芦田）


他にもWB,SABBY上物ワイルドが多数、状態良くストックされていました。(撮影：芦田)




熱帯魚生体はディスカスが中心で、その他はアピスト・カラシンなどの小型美魚、プレコ・コリドラスなどなどマニア向けの魚が多くいました。魚種の多さと管理の良さには少し驚きました。全体的な私の印象としては中国のショップの中でも「方舟水族」はかなり優れた熱帯魚専門店だと思います。
不思議なことに販売魚の価格が提示されていなかったので、小野田氏に通訳を頼み質問してみたところ、お客さんに価格をきかれたら口答で伝えるとのこと。その方が売れるそうです。

中国ではディスカスなどは超高級魚なので価格を見るとびっくりしてしまうお客さんがいるんでしょうね。きっと(笑)


ただ残念なことに青系ディスカスは全く見かけることがありませんでした。(泣)
やはり中国では赤が主流のようです。
しかし、中国・台湾・韓国の方々が私の作品であるBlue-VeryとMorpho strainを存じ上げていてくれた事はとても嬉しかったです。



一通り店内を見学させて頂いた後、李氏ご夫妻が夕食の招待をしてくださいました。


高級中華料理店にて。丸いテーブルの上には次から次へと美味しい料理が運ばれてきます。当然ながらたべきれません・・これが中国流のおもてなしです。ご馳走様でした。(撮影：小野田氏)


中国のビールです。とてもマイルドな口当たりで美味しかったです。(撮影：芦田)


左から2番目の方は韓国の熱血ディスカスホビーストLouis氏です。韓国で結婚式場をメインとしたホテルの経営者です。とても明るく楽しい方で、お酒が大好きなようです。Drinking.Drinkingの連発、そして私も一気飲みにお付合いさせていただきました。(笑)　(撮影：小野田氏)


執りを飾るのは本場の北京ダックです。倉津氏も北京ダックを前に満面の笑みです。北京で北京ダックを食べれるなんて、この上ない幸せです。(撮影：芦田)



その後はホテルまで李氏、于氏(両氏はお酒を飲んでおりません)に車で送ってもらいロビーで中国・台湾のメンバーと別れ、ほっとしたのも束の間でDrinking Louis氏が明朝に仕事の都合で韓国に帰らなければならないので、もう少しDrinkingしましょうと言うことになり、韓国チーム4名と日本チーム4名でホテルロビーにあるお店で深夜までDrinking！

韓国チームと別れた後、小野田氏の部屋で1時間程、翌日の講演についての打合せをし、長く楽しい1日目が終了しました。

こうして、とても楽しい1日を過ごすことができたのもお世話になった中国・台湾・韓国の方々、そして小野田氏・倉津氏・志藤氏のおかげです。
ありがとうございました。

2日目(メインの日です)と3日目のレポートは後日、掲載いたしますのでお楽しみに！

※わたくしは本日早朝より大阪に日帰り出張、金・土・日曜日は福岡に2泊3日の出張のため後編は来週になるかと思います。

ディスカス事業部臨時休業及び発送業務臨時休業のお知らせ。

有限会社アクアマイスター/ディスカス事業部は出張業務のため3月20日（土曜日）と3月27日（土曜日）を臨時休業とさせていただきます。

3月19日（金曜日）～3月22日（月曜日）までの4日間はすべての発送業務を臨時休業とさせていただきます。

日頃、ご利用いただいている皆様にはたいへんご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解ご了承の程、宜しくお願い申し上げます。


Blue-Very3 F2　もうすぐ生後9ヵ月

3月13日（土曜日）、本日はディスカス事業部営業日です。

本日はディスカス事業部営業日です。
http://www.aqua-meister.com/discus/map.html


皆様のご来店、心よりお待ちしております。


Morpho Flash


※　3月20日・26日は臨時休業いたします。
ご迷惑をおかけしますが、ご理解ご了承の程、宜しくお願い申し上げます。