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ディスカスの委託販売について。

2024年12月27日 15時54分27秒 | ディスカス事業部
初めに今回当店にて販売委託を請け負うことになりました経緯を説明いたします。少し長くなりますがお付き合いください。

当ブログでは公表しておりませんでしたが、あるお客様からのご依頼で2022年12月から2024年6月まで私が週に1回お客様宅に伺いディスカスブリーディングを有料でご指導させていただきました。
私が初めて伺った時には一部屋でディスカスを飼育しておられましたが、まだ飼育を始めて1か月程度との事でした。よくよく話を伺うとディスカスはおろか観賞魚の飼育は初めてとのことでしたので、ブリーディングの前に飼育の基礎から教える必要がありました。幸い私は1996年から2021年までの25年間、海洋系の専門学校で非常勤講師をしておりましたので、観賞魚飼育管理に関する膨大な自作資料を持っています。その資料を順に提供し、私が週に1回訪問して直接指導を行い3か月ほどで飼育の基本を理解していただきました。その間はもちろんディスカスについても色々と学習していただきました。
しかし、皆さんもご存じの通りディスカス飼育は普通に観賞魚を飼育するのとは勝手が違いますので、その違いなども理由を説明し理解していただきながら、次にディスカスブリーディングや育成に関する自作の極秘資料を提供し、ブリーディングを開始しました。
資料を読んで頭で理解していただき、私が週に1回訪問し実践指導という形です。

その後、お客様がブリーディングルームと育成ルームを作りたいとの要望で、私が設備設計し2023年6月に全ての設備が完成し、ブリーディングを本格的に開始しました。
ディスカス設備ルームは3部屋あり
第1ルーム:1800×600×600水槽が1本、1200×600×600水槽が2本、450×600×600水槽が8本、全てオーバーフロー式ろ過、自動換水システム。
主にワイルドディスカスや成魚のストックルームとして使用。

第2ルーム:600×450×450水槽が9本、全てスポンジろ過、バルブ換水式(手動)。
ブリーディング専用ルームとして使用。

第3ルーム:1200×600×600水槽が5本、900×600×600水槽が3本、600×450×450水槽が8本、全てオーバーフロー式ろ過、600×450×450水槽8本はオーバーフロー集中ろ過、自動換水システム。
主に育成ルームとして使用。

このような豪華な設備でディスカスブリーディング、育成を行っております。

今回委託されたディスカスは当店でご購入頂いたブルークレスト®ペアから2023年4月15日に生まれ、成魚まで育成された個体12匹です。
私が関わってブリーディングから育成を行った当店オリジナル血統のディスカスですので、今回の販売委託を請け負った次第です。

明日12月28日から店頭販売を開始いたします。
まだ個体撮影ができていないので、通販サイトには撮影が終了次第掲載いたします。

よろしくお願いいたします。

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