Swingで行こう

思いつくまま雑多な趣味のメモ帳。

Godin ACSのチューンナップ その2

2019年08月12日 | ギター
前回の記事のように...

入手時のネックの状態は、逆そりで、
7フレット辺りが弾きにくい状態であった。
付録の6角レンチの先っちょを削り、
使えるようにして、ネックをほぼ真っすぐ
(若干順ぞり気味)に調整して改善を得たが、
今度は12フレット以上が異様に弾きにくい
(ネック曲がりを弄ったので当たり前だが)。

よく見ると、ネックのセッティングが?
であった。これも、良くある話で全然驚かない。
しかも、GodinはボルトONネックだから...
一度バラシて調整すればよい。

で、ばらしてみた...ら、こんな状態だった。



右端の黒い物は、サンドペーパーであった。
製造時の調整用シムなのか不明だが...
これでは調整が甘すぎ(殆ど効かない)。
更に4つある木ねじ穴の内、画像上右下の穴が
スカスカでネックの固定状態が良くなかった。
だから、ネック調整が出来ていない状態だったのだ。
ま、これも良くある話。

まずは、綺麗にして、調整用シムを切り直して
ねじ穴にはタイトボンドを
塗って穴軽を少し詰めて対応した。
で、ネック仕込み角と反りを再調整して快適に
弾けるようになった。

が...蒸し暑い日、新たな問題が発覚した。

塗装が...弱いのである。
汗かき体質であるためでもあるが、弾いていたら
体に当たる部分が白くなっているのであった。
暫く放置しておくと元に戻るのである。
それは、それで味があるが、なんかネッチョリで
気持ちが悪いのだ。

塗装をやり直せばバッチリだけど、手間が掛かる。
このクソ蒸し暑い季節には、やりたくない作業。
仕方がないので、安直対応することにした。
手元に、物凄くいいカバー用ニスがあるのだ。
木製家具や木目込細工、紙粘土などにも使える物。
まだ、実験中なので公開できないが...
薄く伸びて使いやすい。
3回の重ね塗りをやったら、耐水性はバッチリだ。

物理的な耐久性は今一なので剥げやすいが、
とりあえず、汗対策になった。
ついでに、車のコーティング用クリーナワックス
で仕上げた。

おっと、仕上げ画像を撮るのを忘れたので、
一番いい状態の画像がない。
上記のようにニスの耐久性が無いので、現状、
ベストじゃないので、画像は非公開。

とりあえず、汗で白くはなりません~♪