長井ダムの結氷風景と我が心の祝瓶 熊野山～名無し山

そこにそれがあるから・・・



そこに見たい景色があるから！！




先人の言葉をかりて、己の気持ちをあらわしてみました。



毎回、登るたびに思う

『ずっとここにいたい。』

『この風景と共にいたい。』


住まうフィールドが、そこであってほしいと願い

下山することをためらってしまう。


だから、苦しくてもつらくても、また登ってしまう。


当初、仕事と割り切っていた山登りでしたが、今は待ち望むほど。。。


ルート確保、調査、計測。。。


完全に私的な感情がうまれています。


『真っ白な長井ダムと祝瓶山を見たい！！！』


晴れの朝は気持ちが焦ります。

濃霧の朝は心が躍ります。


青と白のコントラストに心奪われて

弾んだ息を抑え込む心地よさを求めて

ジュディーのように魅せられて…


山が呼んでいる・・・。



さて、長めの独り言でしたが、お付き合いいただきありがとうございました。


今日は全国的に、国生ＤＡＹではございますが

アシタメは、リボンのかわりにネクタイかけて、素敵に素直に登ってきました！


ではどうぞ！！

長井ダムと祝瓶山・朝日に飯豊に吾妻に蔵王まで！！！

シャラララ～っと、バレンタインデー登山です！！



今回も道照寺平スキー場東側参道からアクセス。

目指すは熊野山の西端、名無し山でございます！西山新道へのアクセスルートと思われます。


いざ、標高７００ｍまでスノートレッキングです！


途中、熊野神社・第一展望台・反射板・第二展望台と経由し

最終目的地である名無し山の山頂を目指します！


距離にして７～８キロかと思われますが、次回のためにルートを確保しながら往復いたします。





やはり・・・出だしのゲレンデ斜面で息が弾みます・・・

が！！！！

そこは、昨夜の焼き肉が効果を発揮！！


なんとかタイムロスもなくクリアです。







参道へ入り、動物たちの足跡に癒されながら

次のポイント、熊野神社を目指します！








だいぶ雪も落ち着き、春の気配が漂っております。


木々は冬の終わりを感じているのでしょうね。



登り始めて50分ほどで熊野神社到着です。

また一段と雪が積もりました・・・。










熊野神社境内からは、長井市内と白鷹方面を眺望できます。

清流野川と、その恵みに育まれた流域を見つめ

生まれ育った街に、自分自身の足跡を探します・・・。






参拝を済ませ、次のポイントへ

ココからは5～6分程で各ポイントへ到着します。







この第一展望台をパスして、反射板へと向かいます！


理由は眺めの問題です。






途中、電線をチェックするヘリを見下ろしながら（県のヘリ？企業局かなぁ？）

熊野神社から10分ほどで反射板到着です。





なんとか天候の変化なく長井ダムと祝瓶を望めました！

やっぱりキレイ・・・。




ん～長井ダムの結氷は美しい！！


万手像は大丈夫かなぁ～。。。



念願の白銀の山々を見れて

感動のあまり、自分撮り！！







ちなみに・・・この瞬間、スタッフに頼んで望遠してもらったのがコレ！！





撮影者は、何かがうごめいている！って笑ってました。


ここまで約1時間のルートでした。。。


相変わらず、汗をかいてしまう雪山不向きのアシタメ・・・。

デブを治さんと凍えてしまいますぞ！！


再び…次のポイントへ

雪の上を、今までにないルートを探索しながら

第二展望台到着です！



ココが通常の長井ダム展望としては最終地点です。

菅野山・安倍ヶ館山の向こうに朝日一帯の山々が望めます。




ここらで標高は６８０ｍぐらいでしょうか？


今回はさらに奥へ・・・


名無し山の山頂を目指します！


秋に来たときはシバが立ちはだかり

景色を遮っていましたが、木々がシンプルな状態の、今のシーズンは眺望に最適です！



約10分をかけ、本日の最終目的地へ到着です！！

残念ですが、先ほどまでの青空がグレーにかすんでおります・・・。

しかし


この眺めは最高です！

長井ダムステキ！！！

美しい祝瓶と朝日連峰に絶句・・・。





この北側からは、三体山・祝瓶山・朝日の山々が一望できます。


真っ白な頂の姿には、思わず合掌・・・。



さて・・・反対側の南斜面へ移ると

そこには置賜盆地が一望できます！



コチラでは太陽が輝き、迫りくる大パノラマに、無意識に声がもれます・・・。


はぁ～～～～～～～～～～～～～。










飯豊山連峰・吾妻連峰・蔵王連峰と・・・

贅沢すぎるほどの景色に疲れを忘れ

只々、眺める山々に酔いしれます。。。




ここでも思わず自分撮り・・・。

ちょっとご機嫌なアシタメです。




ん～ここでいつもの物思い・・・

山と河が織成す風景に、人間が作った、その時々の建造物が入り乱れ

先人たちの生きた時代と、現代とを重ね合わせる・・・。


『あそこに陣を張ると・・・』

『この街道沿いに攻め込んできて・・・』

『ははぁ～あの館で迎え撃つと・・・』


川と神社仏閣は、ほとんどその位置を変えないってことを考慮して歴史を読んでみる。


なるほどなぁ～。



おっと・・・また陶酔するところでした(・_・;)



あぶない・あぶない・・・



ん～きれいな景色に癒されて、最近のバタバタ気苦労がスッキリしました！


いつかは・・・あの山々すべて登頂し、国内最高峰の頂に立ちたいものです。

まずは、ウチから見える周囲の山々から！！！

次は葉山か愛宕山か？

千里の道も一歩から！低い山でも高い山でも、踏み出す一歩は皆同じ！望む気持ちも平穏に！


そこに見たい景色があるから・・・