方言について
以前、ツイッターでもつぶやいておりましたが
日常会話で何かと使っている方言を
キャッチコピーや、商品名、はたまた団体名などに使用されているのを最近よく見かけます。
そんなことで、ちょっとおもい筆を持ってみました。(少し筆休めを考えておりましたが…)
さて、ラーメンのくだりへ向かう前に少し講釈を。
このところ、地方が脚光をあび、東北への意識が高まっております。
震災前からローカルという表現や、B級といった言葉が多く聞かれるようになり
それぞれが大小の国々に分かれていた時代を今に伝えております。
『お国なまり』というのが、そのまま『なまり』と略されて、局地的なモノの言い方が『方言』として認められています。
表現を変えますと…標準語が制定された明治期に、軍事的目的で排除された言葉
それが、お国なまりであり、様々な言葉であふれていた近代日本の民族統一プログラムであったとアシタメは考えます。
基準となるものが決まったことで、違いが出来て、分類された国語。
井上ひさし氏のいうところの【国語元年】ですね。
したがって、日本国内で目に見える国境など、現在はありませんが
方言というもので、その時代を見ることができます。
そして、時は流れて…
現代では、統一された言葉と、生まれ育った国のなまりや方言が、なんとも言えない共存をしております。
テレビ界では司会者の関西弁が毎日ながれ、政治の場面でも聞こえるなまり。
日本の国語を考えるとき、同時に歴史も見ることになりますね。
NHKという局から発せられるメッセージが、アシタメにはどうも…こんな感じに思われます。
『それぞれの国、その土地、々 の気質を忘れることなかれ』と・・・。
未曽有の危機から復活へと向かう私たち日本人の合言葉にもなりました『がんばっぺ』
一番近くで協力し、助け合う人々の気持ちを逆なでしてしまった時期もありましたが
地元の言葉を使うことによって、その対象は、親近感をまとい、自然と生活へもなじんでいく。
(なんだか最近“はにをへ”の使い方がおかしく感じているアシタメです…コレもか…)
そこで生まれ育ったから感じる特別な想い。
日常がそこにある者との違い。
隔離されたかのように、消されたはずの国境が少しずつ見えてきた最近。
統一国家たる日の本は、国々の長が集えど、何も決まらん!何も進まん!
戦国武将に思いを馳せる時
郷土を愛し、己を通して、民を護る。
たとえ果てようとも、その先の計をしっかり残し、末代までも、未来永劫、鎮守する姿。
英雄を待ち望むのは、物語のなかだけなのだろうか。
なんど票を投じようと、一振りの刃の前には志も失うか・・・。
呑気な殿様ばかりである。
あるラーメン店で思ったこと… (ラーメンネタはでてきませんので)
2012年03月13日
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