釣り釣られしある日の午後、川上から空き瓶が大石のよどみに流れ来て
「ウックン、ウックン」と何事か話しかけてきた、拾い上げようとするが手が届かない
空き瓶は流れのまま一回りし背を向けて「コックン、コックン」と悲しげに頷きながら
川下に流されていった、しばし、その姿をぼんやり眼で追っていたが
。。。。「はっと」想うことあり
ああ悲しやお役ごめんとは。。。わが身が川面に揺れ映る。
「ウックン、ウックン」と何事か話しかけてきた、拾い上げようとするが手が届かない
空き瓶は流れのまま一回りし背を向けて「コックン、コックン」と悲しげに頷きながら
川下に流されていった、しばし、その姿をぼんやり眼で追っていたが
。。。。「はっと」想うことあり
ああ悲しやお役ごめんとは。。。わが身が川面に揺れ映る。