この日は亡くなったお母ちゃんの誕生日7月1日でした。
これを書いて理解して頂ける方は
相当デイジーのブログを読み込んでくれてはる方かもですね。
今年のお母ちゃんの命日は体感で感じる凄い地震ように感じて
叩き起こされた・・・「死にたくない!」と叫びながら目が覚めた。
「デイジー!何呑気に寝てるん?」とお母ちゃんに言われた気がした。
不思議に今年は何かが違うような気がした。
だからこそ私の頭の中に色んな事が引っ掛かっていた。
私にはやりたい事があるはずじゃないか・・・。
何を迷っているのか?
でも、私のような何でもない者が実際に
逢いたいと思って行動したとして
喜んで貰えるようには思えなかったが
でも、真っ直ぐな気持ちで逢いに行く以上
きっと伝わるものがあると信じて今回の旅を選んだ。
この日でなければならなかった。
何処なのかは言わない。
4時半頃には起きていたし、昨日の風邪かと思われた事も
忘れそうになる程、爽快な目覚めと共に
心で「お母ちゃん誕生日おめでとう!」と言った。
支度をしてホテルを出たのは8時半頃だろうか?
予定していたより、ずっと早かった。
相方が書いてくれた日程表で乗り継いで
歩いていったそこは、静かな静かな一角でありました。
もしかしたら何方かが来てるとしたら、迷惑をかけては
行けないと思いながらも、逢いたいと言う真っ直ぐな気持ちを
受け止めてくれるだろうと信じて周りを感じながら、向かった。
説明して頂けるところにて聞いたのだが、なかなか分からない様子。
10分ぐらい待っただろうか?場所を教えてくださり、地図も頂いた。
そして花屋さんを尋ねた。
ホテルに殆ど荷物を置いて来たが、持ってる鞄やファイルが
邪魔をしてちゃんと持てないが
お花ともう一つ缶に針金を巻いたものに
必要な物をいれて渡してくれた。
だいたいの場所も教えてくれた。
でも、結局探し回って歩き回って・・・その間に探すのを
手伝ってくださった女性が居た。優しくて面倒見が良い方だった。
で、分かったのはその迷ったところよりも遥かに7.8分歩かなければ
ならない場所だと言う事が解った。
女性と別れて一人私は色んな想いを巡らしながら、向かった。
今日はそんなには晴れてはいなかったが、雨が降っていた訳でもない。
そこは森と言って良い程、静かで木々が茂り、風が気持ち良かった。
歩いて歩いて・・・探して探して・・・やっと着いた。
閑散としていて、誰も居る様子はなかった。
静かに一歩ずつ、私は周りを見て歩き
やっとその人に逢う事が出来た。
決して派手でなく、静かにその人は佇んでいた。
言って良いのだろうか?
私は逢いたくて逢いたくて仕方なかった
橋本龍太郎さんのお墓参りを実現した。
私は忘れてはいない。この人の命日を・・・。
母の亡くなった年の母の誕生日に天国に旅立たれた。
知らなかった私の大切で尊敬するもう一人の人。
お墓にはそんなに来られてる様子はなかったが
先客はいらした。
そして、後援会に入っていた頃の恐竜の置物があり
すぐに龍さまのお墓だと分かった。
詳しくは書かない。
ただ、私は座って「やっと・・・やっと来れました」
と話、後は龍さまとお話をしたデイジーであります。
来たかった想いや、逢えた喜び
お疲れさまと言う想い
涙が自然と溢れた。
一人だし誰が見てる訳でもない。
そして、「今日は母の誕生日なんですよ!」と
小さな母の写真を龍さまに向けて見せようとした時
何処からともなく1匹(1頭)のクロアゲハ蝶が
舞い込んで来た。
龍さまのところに飾ってあるお花一つ一つに飛び回り
そして止まった。逃げる様子もなく。
私は龍さまを感じていた。喜んでくれてるそんな気がした。
あまりにそこに佇んでるクロアゲハを
お墓を撮るつもりは毛頭なかったが
クロアゲハを撮りたくて写真を撮ろうとした。
その途端・・・クロアゲハは何処ともなく去って行った。
心の中で「ごめんなさい」と謝り、花に水をやったり
また続きの話をしたり、あこがれの龍さまとお話が出来た
デイジーは感無量だった。
そして、帰ろうと立ってお墓に挨拶をして
顔を上げた時に・・・また何処からともなく
クロアゲハ蝶がやって来た。
私は「有り難うございます。」と言って挨拶をした。
他の周りにクロアゲハ等いない。
帰り道も色んなお墓を見渡したが、何処にも
クロアゲハはいそうになかった。
(ホテルに戻りクロアゲハを調べてみた
※『「クロアゲハ」ではないですが、「蝶」の意味が書いてあり、
「成長、変化、躍進、再生、転換など」を表しているのだそうです。』
こんな事も書かれてあった
※『世界各地にチョウが人の死や霊に関連する観念が見られる。
キリスト教ではチョウは復活の象徴とされ
ギリシャではチョウは魂や不死の象徴とされる。』
これは龍さまの魂なのか?
その時はそれぐらいに考えて、ただただ感謝して
お墓を出たデイジーです。
一つの心に閊えていたものが
すっと消えていくような気がした。
「多分、もう来れないかもしれません。
安らかにお眠りください。
今まで本当に有り難うございました。」
歩きながら、涙が溢れて止まらなかった。
訳の解らない、どうしようもない涙。
私は政治家としての龍さまもそうだが
一人の人間としての龍さまの生き方。
奥様を大切にする龍さまの男気。
そんな龍さまを尊敬し、見つめたデイジーの
気持ちが色んな気持ちが噴出した瞬間でした。
ここまで有り難うございます。
この続きはまた。
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