九段下の駅から靖国神社へ向かうのは
初めてでした。
以前行ったのは永田町から歩いて脇通路より
入ったと記憶しています。
だから、意味の有る靖国神社は
来るべくして来たと今更ながら思います。
もうすぐ「みたままつり」と言うのが
あるのですね。
今、工事の真っ最中でした。
この日はある方との対面と靖国神社に行く事が
目的でしたのでゆっくりと観て回りました。
「慰霊之泉」の説明に書かれてある
全文です。画像は下です。
慰 霊 之 泉 ─戦没者に水を捧げる母の像─
戦没者の多くは 故国の母を想い 清い水を求めながら 息を引き取りました
この彫刻は 清らかな水を捧げる慈愛に溢れる母を 抽象的に表現したものです
また この母の像の外壁は 日本古来の宮や社にある固有の 簡素なたたずまいを表します
そして背後には 第二次世界大戦激戦地の戦跡の石を収集して 展示しております
建設 昭和42年4月18日
改修 平成16年3月16日
奉納 社団法人東京キワニスクラブ
キワニスクラブは 恵まれない人々 特に子どもたちを支援する民間の奉仕団体です 1915年米国ミシガン州デトロイト市で創設され 東京キワニスクラブは 1964年アジア太平洋地域で 最初のクラブとして誕生しました
書かれてある
「戦没者の多くは 故国の母を想い
清い水を求めながら 息を引き取りました」
・・・この言葉に深く胸が詰まりました。
清い心で日本に忠誠を誓った若者が
愚かな戦争とは思わず、洗脳され
母を想い、飲みたい水も我慢し
散って行った若者達(戦没者さま)
本心はどれだけ辛かったか・・・。
人並みに恋をし、人並みに結婚し
人並みに生活し、人並みに生涯を全うする。
この普通の事が出来なかった普通でない時代の
選択をした日本よ。この責任は重い。
私達はこの人達の覚悟の死の上に生きる事が
出来ている。
生れ来る人にはそれぞれに恋慕う母が居る
今の世の人の中には、普通に会える事が当然で恋い慕う深い想い等
真剣には考えないで生きているのではないだろうか?
誰しも母を父を選ぶ事等出来ないが、その両親は
かけがえのない我が子をどれだけ愛し育てたか?
今は、何でも普通!心の深みがあるとは
思えない。(全部の人ではないが)
それが、哀しさを増す。
お昼を過ぎた頃に土産物屋さんの隣に
食事をする小さなお店があった。
そんなにお腹は空いてなかったが
入ってみた。
お品書きを見ていると、靖国うどんと言うのに
目が止まったデイジーです。
思わず頼んでしまいました。
下の画像には映ってないのですが
靖国うどんを食べていると
作ってくれたおじちゃんが
さり気なくやって来て、こそっと
「これ!食べるか?」と言いながら
玉ねぎスライスの削り節の乗った
お醤油をかけたのを
そっと置いてくださいました。
何だかジーンときちゃいましたよ。
心で接すれば心は通じるものですよね。
お汁も残す事なく綺麗に頂きました。
美味しかった!心のこもったおうどん!
有り難う!おじちゃん!
ここまで有り難うございます。
靖国神社について、まだ書きますが
一旦お休み致します。おおきに!
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