ふきの指定席

終の棲家のこと…思いは続きます

父ちゃんと千葉県の某所に中古物件を見に行きました
地元の方にもご尽力頂いたその物件は
嫌ではなく それぞれの思いが去来し 言葉につまりました

後20年の人生と判断してまず冷静になろうと思います
先の10年は誤魔化し乍らも 
何とか2人で生きて行く事ができるでしょう
それもかなり楽しく… 
やりたいと思っていることがここならできるからです
後の10年 最終章です
どちらかが1人になった時 ここで暮らせるだろうか…
どちらも無理であろうとの思いに至りました
広すぎて 大きすぎて 
1人では全ての面に於いて メンタルも体力も力及ばずでしょう
人間はひとりで生きる事ができません
人生の最終章は特にです
それでも私は前に進もうと思っています
その物件を前にした時 
父ちゃんは前向きな発言をしてくれました
私は父ちゃんの後の10年を思い諦めました
その後も色々と探しましたが
昨日はあまりの暑さに退散

人生観があっちとこっちでバラバラの我々
私のテリトリーに引き寄せる事の申し訳なさで
胸がいっぱいになってしまいました
ならば父ちゃんが楽しいと思える場所に
どちらかが一人になっても
残った気力で生きていける場所にしなくてはと思います
現場と対峙してこそわかった我々の思いでした



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