ふきの指定席

鉛色の川

  
 
鉛色の川面と ぼんやり対峙をしていたら
突然ひよっこり君が水面に顔を出しびっくりした
昨日「私の庭公園」を散歩
猫ちゃん達がいないかと 地面ばかりを見て歩いた
みんなどこに行ってしまったのかな
どの「子」もいなくなってしまった
ひょっこり君につられ目線を上にやると
意外に沢山の鳥たちが 自由に平和を謳歌している
これもまたよしである
寒すぎるからか 奥まった場所では人の姿もない
妖怪人間の私だけである 
あまりにも広すぎる公園に人がいないとちょっと怖い

で また道に迷ってしまった
どれだけ方向音痴なんやろ

 
10㌔ぐらい歩いた気がしていたが 5㌔も歩いていなかった
おかしいな

図書館に本を返却しての帰りだったが
お正月 結局1冊も読むことなくでした
恥ずかしくってそんな事はおくびにも出さず
また別の本を借りてきてしまった
どの本も読み始めると面白いのだが

目が悪い私は
紙本だと どうしても目に負担がかかり疲れてしまう

読むことも書く事も そして見る事もネットの世界に助けられている
昭和40年代がめっちゃ好きな私ですが
この事だけは有難くて 今を生きていてよかったと思う

我が両親も義両親も もう天上人だが
彼らはパソコンも スマホとも 縁のない人生だった
子供の我々より 頭がかなりよく 
色んな才能にも秀でていたと思う
彼らが「今」と向き合う様を 時々想像する

50年後はどんな社会になっていることだろう
私はもうその未来を見る事は不可能だけれど
子供達の為にも
「今」に感謝できる世の中であるといいね

そこにある木々も
鳥たちも
存在に限りがあるけれど
命は脈々と受け継がれていく
いつも小川のせせらぎばかりに心がいっていたが
「鉛色の川」も もの言う川であると思った
それは決して重くて暗いものではなく 
逞しく 優しく 感じられた 

 
 
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 小さな幸せのある暮らしへ

読んでいただきありがとうございます ♡♡♡

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「のほほんの記」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事