父ちゃんはボッチキャンプに
そんな時は晴れていても
朝散はやめ
猫ちゃん守に徹します
夜明けを見るのが朝散の主たる目的ですので
夏に向かい家を出るのがだんだん早くなります
今は5時前です…
何しろ人生のほとんど 目覚めの私
朝の早い時間は全く苦ではありません
そんな時間に公園に出没する輩は
私の他に数人いて
私を筆頭にみんな「変な奴」なのかもしれません
数日前になりますが
そんな朝の早い時間に
鉄瓶と見まがうくらいの黒人の青年が
太陽と対峙していました
私を認めると 私から目を離そうとしません
青年の全身から醸し出される人生の深い慟哭
この地球上に彼の住む場所はあるのだろうか
スワヒリ語で私に話しかけてきます
「昔」の私なら 私から彼に話かけていたかもしれません
でも応じることなく 無言で彼の前を通りすぎました
正直「こんな時間にここにいる」黒人の青年に
恐怖を感じてしまったのです
私も人に対してそんな存在なのかもしれません
でも やめられません
彼はまた来ているだろうか…