阪神淡路大震災の今日の日の事は 胸の奥から悲しみがえぐり出てくる
その3日後の父の旅立ち
1月は義父も旅立っている
その義父も夜行で父の葬儀にかけつけてくれた
当時は家での葬儀で 冠婚葬祭のためだけに建てられたような昔の造りの実家
明治初期に建てられた古民家で
襖を取り払ったら その広さはお寺の本堂のようである
火鉢とストーブがご近所から集められたが 焼け石に水で少しもあたたまらなかった
地元の人間はその寒さに対処できたが 義父の身体は寒さで小刻みに震えていた
あの時から どれだけ多くの人を見送ってきたであろうか
生きるとは 旅立つ為に あると知る 泥川柳
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